Threads、登録者数3,000万人を突破。実装予定の新機能は?
真の”乗り換え先”として機能するためには機能不足。Threadsのトップが検討中の機能について回答した
MetaのTwitter対抗サービス「Threads」は、サービス開始から24時間以内に登録者数3,000万人を突破した。Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが明らかにした。サービス開始7時間後に1,000万人を突破したと報告していたが、そのわずか8時間後には人数が3倍になったという計算だ。
ThreadsはTwitterの”乗り換え先”として有力視されているが、イーロン・マスク氏による買収前のようなインフラとしての機能を持つには、機能不足が否めない。Threadsは今後、ActivityPubプロトコルと互換性を持つための取り組みにくわえて、「フィードに表示するおすすめコンテンツの改善や、トピックやトレンドをリアルタイムでフォローできるような検索機能など、利用者が自分の興味関心に近い投稿やクリエイターを発見しやすくなる新機能を導入する予定」と発表している。
InstagramおよびThreadsを統括するAdam Mosseri氏は、Threads上で様々なユーザーからの質問に回答。フォローしたユーザーのみ表示されるフィード、ハッシュタグの利用、検索機能、複数アカウント対応はいずれも機能として実装予定だという。ブラウザで利用できるウェブ対応については、「モバイルアプリが優先」としつつも、開発に着手していることを明らかにしている。
Twitterは「収益化」を重視したあまり、サービスとして崩壊した。Instagramもユーザー体験を二の次とした上で収益性を重視した異常なまでの広告数は有名だが、Threadsの収益化については「優先項目ではない」と回答。多くのユーザーが使い続けたいアプリになることを重要視していると答えている。
Threadsは、自滅するTwitterという追い風に乗れるのか。今後に注目が集まる。
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