【レビュー】FREETELの激安スマホ「Priori 3 LTE」、12,800円以上の価値は十分にある
先日、格安SIMを提供するFREETELが10GBを299円で使用できるキャンペーンを打ち出し、話題となっていた。
僕も例に漏れず注文。これまで自分で格安SIMを注文したことは一度も無かったが、今回安心して注文できたのはFREETELの激安スマホ「Priori 3 LTE」を試す機会を頂いていたから。
格安SIMの強みは通信キャリアと比較して月額費用が圧倒的に安いことだが、代わりに端末の不調かと思うほど遅い通信速度しか出ないということは往々にしてある。FREETELの場合、僕が使用した限りでは十分仕様に耐え得る通信速度が確認できている。
「Priori 3 LTE」は12,800円(税抜)で購入できる格安スマホ。FREETELの通信料金プランであれば最安299円から利用可能。人によっては十分すぎるスペックなので、端末価格も月額費用も抑えたいという人は参考にどうぞ!
「Priori 3 LTE」のスペック・仕様
まずは「Priori 3 LTE」のスペックと仕様をチェック。ディスプレイサイズは4.5インチだが、解像度は854 × 480ピクセルと控えめ。CPUはクアッドコアだがRAMは1GBに留まる。
本体のストレージ容量は8GBだが外部ストレージとして最大128GBののMicroSDカードに対応。カメラは外向きが800万画素、内向きが200万画素。バッテリーは2,100mAhで約650時間の連続通話が可能。
恐らく最も特徴的なのはSIMカードスロットが2つ用意されていること。いわば「デュアルSIM」端末であるため標準SIMとMicro SIMのスロットがそれぞれ用意され、海外で現地のSIMカードを入れておけば日本と現地の電話を同時に待ち受けることができるという。デュアルSIM端末は初めてだったので興奮せずにはいられなかった!格好良い!
以下、スペックをまとめたので、参考にどうぞ!
OS | Android 5.1 |
ディスプレイ | 4.5インチ型 IPSディスプレイ(854 × 480) |
CPU | MT6735M Quad Core1.0GHz 64bit |
RAM | 1GB |
内部ストレージ | 8GB |
外部ストレージ | 最大128GB(microSD/microSDHC/microSDXC) |
カメラ (外向き) |
800万画素 |
カメラ (内向き) |
200万画素 |
バッテリー | 2,100mAh、取り外し可 |
連続通話時間 | 約650時分 |
連続待ち受け時間 | 約216時間 |
SIM | スロット数:2 標準、Micro SIMに対応 SIMロックフリー |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n(2.4/5GHz) |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 LE |
NFC | ☓ |
テザリング | ◯ |
「Priori 3 LTE」の外観
続いて「Priori 3 LTE」のパッケージや外観などを紹介する!
「Priori 3 LTE」のパッケージ
こちらがパッケージ。LTE対応であること、ディスプレイサイズが4.5インチであること、そしてバッテリーが2,100mAHであることが書かれている。
パッケージの側面にはMicro SIMと標準SIMに対応していることが明記されている。
「Priori 3 LTE」の組み立て
それぞれを開けてみると裏蓋と本体が分かれていた。電池なども取り外された状態になっていた。FREETELのSIMを使うので、SIMも電池も入った状態で出荷されたら便利だが、そうもいかないのだろう。
こちらがデュアルSIMカードスロット。上が標準SIM、下がMicro SIM用。標準SIMとMicro SIMの向きが異なるので注意が必要だ。
FREETEL SIMを挿し、電池パックをはめ込む。この作業はガラケー以来なので懐かしい気分になった。
バックパネルをしっかりとはめ込んで「Priori 3 LTE」、完成!
「Priori 3 LTE」の外観
これが「Priori 3 LTE」の完成形だ。カラーは「ヌーディーベージュ」。
端末上部にヘッドホン端子と充電用の「Micro USB」ポートが用意されている。
端末右側面には音量ボタンと電源ボタン。音量小ボタンと電源ボタンの長押しでスクリーンショットを撮影することができる。
左下の隅のみ裏蓋と本体に隙間があり、裏蓋が取り外ししやすいようになっている。
カメラ部分はわずかに突起しているが、レンズが中央にあるため全く気にならなかった。
「Priori3 LTE」の電源を入れてみた
それほど重要ではないのだが、「iPhone 6s Plus」でも「Nexus 6」でも見ることのない新しい起動画面が素敵だったので、写真を載せておく!動画を撮っておけば良かったと後悔している。
「Priori3 LTE」を手に持ってみた
普段は「iPhone 6s Plus」を使っているせいで、4.5インチディスプレイ搭載の「Priori 3 LTE」は持ち心地抜群。フィット感が素晴らしいとしか言いようがない。
「iPhone 6s Plus」とサイズ感を比較
「iPhone 6s Plus」と比較すると「Priori 3 LTE」のコンパクトさ、そして「iPhone 6s Plus」の巨大さがよく分かるはず。
「iPhone 5s」とサイズ感を比較
根強い人気がある「iPhone 5s」とサイズを比較してみた。さすがに「iPhone 5s」の方が小さいらしい。
「Priori 3 LTE」を使ってみた感想
外観はほどほどにして、実際「Priori 3 LTE」を使ってみた感想をまとめておく!
FREETELの通信速度
まず何よりも重要なのは通信速度。ハッキリ言って「FREETEL SIM」は予想を十分に超える通信速度を常に出し続けてくれたため、不満らしい不満が全く無かった。僕が使っている時間帯を狙って強化してくれているのではないかと疑いたくなるほど通信速度が安定していた。下記、参考にどうぞ。
実は使用期間中、自宅で誤ってYouTubeをLTE回線で数本見てしまったのだが、動画は途中で一度も止まることなく次々と再生してくれたお陰でLTE回線で視聴していることさえも気づくことができなかった。それほど安定しているのだ。
コストパフォーマンス抜群の格安スマホ「Priori 3 LTE」
では実際のところ、「Priori 3 LTE」はどのような人にとって魅力的な選択肢になり得る端末なのか。
スマホに多くを求めない人にとっては十分なクオリティ
僕は何かと端末スペックを気にする心の狭い男だ。「どうせ買うならスペックが良い方が欲しい」と平気で口にしてしまう。
そういう意味では「Priori 3 LTE」は僕のメイン端末としては適していないかもしれないが、スマホに多くを求めていない人やスペックよりも端末価格の安さや月々の料金の安さが重要という人にとっては非常に良い選択肢だ。
ディスプレイの解像度は高くないが、クアッドコアCPUに拡張可能なストレージを用意。外向きカメラも800万画素と決して悪くないスペックだ。何せ、今時6万円は下だらないスマホが12,800円で販売されている端末なのだ。この価格のスマホとしては十分すぎるだろう。
テザリングデバイスとして優秀
僕は「Priori 3 LTE」をメインの端末としては必要としていないが、2台目端末としてはとても気に入った。
僕はiPhone単体でも相当な通信量を利用するため、テザリングをする場合は別回線が必要不可欠。普段は「Nexus 6」を活用しているが、ここ最近は「Priori 3 LTE」で代用していた。
「Priori 3 LTE」はとにかく軽く、コンパクト。上記の通り通信速度は十分出るため、テザリングデバイスとして使用しても非常に優秀。むしろポケットに入れていても邪魔にならないため「Nexus 6」より使い勝手が良いと感じた部分もあった。
まとめ:お手軽スマホ、2台目スマホ、子供用スマホとして最良の選択肢
サイズもコンパクトで本体も軽く、通信が安定している格安スマホ。毎月の通信料を抑えたいという人にとって「Priori 3 LTE」は素晴らしい選択肢ではないかと思う。
種類 | 〜100MB | 〜1GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜8GB | 〜10GB |
---|---|---|---|---|---|---|
データ専用SIM | 299円 | 499円 | 900円 | 1,520円 | 2,140円 | 2,470円 |
データ専用SIM+SMS | 439円 | 639円 | 1,040円 | 1,660円 | 2,280円 | 2,610円 |
音声通話付きSIM | 999円 | 1,199円 | 1,600円 | 2,220円 | 2,840円 | 3,170円 |
「Priori 3 LTE」の端末価格は税抜12,800円、通信料も音声通話付きSIMでも最安999円/月から利用可能。家計の大きな負担になっている通信料を抑えたいという人や、子供にスマホを持たせたいけどあまり金は掛けたくないという人は「Priori 3 LTE」の購入を検討してみるべし!
詳細はこちらからどうぞ!
私には今現在必要はないのですが、こういうものがあるという知識として参考になりましたー。
誤植を発見!
そほど重要では
↑れ が抜けてますか?気づいたのでお知らせしときますー