Google Chrome、バッテリーを過剰に消費する広告をブロックへ
過剰に”重い”広告はユーザーが見る前から強制的に非表示に
Googleは現地時間5月14日、コンピューターのリソースを過剰に使用する”悪質”な広告をブロックする方針を発表した。仮想通貨のマイニング関連広告などは、ユーザーに知らせずにバッテリーやネットワークデータを必要以上に消費するという。
0.3%の悪質な広告が、27%ものネットワークデータを使用している
Googleは今後、ユーザーが広告を目にする前に使用できるリソースを制限する。広告が以下の制限に達した場合、広告は強制的に排除され非表示になる。
- ネットワークデータの使用が4MBを超える
- CPU使用時間が任意の30秒間以内に15秒を超える
- 合計CPU時間が60秒を超える
Googleの調べによると、制限を超える広告は全体の0.3%だが、ネットワークデータの使用率は27%、CPU使用率は28%も占めるという。
コンピューターのリソースを過剰に使用する広告をブロックする機能は、今後数ヶ月かけて開発し、8月末までにリリースする予定。先行して試したい場合は、試験運用機能をテストできる「about:flags」から有効化できる。
chrome://flags/#enable-heavy-ad-intervention
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