M1対応のChrome、非対応バージョンより80%高速化
x86バージョンのChromeより劇的進化しているが、それでもSafariのほうが圧倒的に優れている
M1チップに最適化されたGoogle Chromeは、Rosetta 2上で動作するx86バージョンに比べて最大80%も高速化していると明らかになった。Ars Technicaが検証結果を公開した。
使用した検証ツールは、ウェブアプリケーションの反応をテストする「Speedometer 2.0」、JavaScriptとWebAssemblyの性能をテストする「JetStream2」、グラフィックアニメーションの性能をテストする「Motion Mark 1.1」の3種類。いずれの計測においてもネイティブバージョンはx86バージョンを上回るスコアを記録した。
M1チップ搭載Mac mini | Speedometer 2.0 | JetStream2 | Motion Mark 1.1 |
---|---|---|---|
Safari | 227 | 237.7 | 1690.1 |
Chrome ネイティブ |
210 | 156.9 | 726.4 |
Chrome x86 |
116 | 93.1 | 435.7 |
体感できるほど高速化したChromeのネイティブアプリだが、Safariには最大60%近くも差をつけられている。特にグラフィックアニメーションの描画力は、Safariのほうが圧倒的に優れている。
Chromeのネイティブアプリは、公式サイトより別途ダウンロードする必要がある。
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本当だなんで気づかなかったんだろう……ありがとうございます。修正しました。
非対応が非応対になってます!
もちろん、もちろん!!純粋に速度だけ見るとやっぱり純正アプリに勝てねぇよなぁ🤯って気分です笑。
まぁそれでも僕はChromeを使っていますし、ネイティブ化して高速化したのであれば、それはそれで大歓迎ですね笑。はぁーM1 Mac楽しいーーーー!!
Chrome一切使わないので擁護する必要もないですが、確か以前ゴリさんも拡張機能を挙げて「Chromeでないとできないことがある」と仰っていたと思いますから、速度だけで優劣付けるのも如何なものかと。
まあ、始まったばかりなので今後に期待ですよね!