ウップス…。Pixel Watchの試作機、レストランで拾われてしまう

Android Centralより

GoogleがGoogle I/O 2022で披露すると噂されているスマートウォッチ「Pixel Watch」の実機写真が流出した可能性がある。Android Centralによると、米国内のレストランで発見されたとされる「Pixel Watch」の写真が送られてきたという。具体的な場所、レストランの名称は、発見者の身元を守るために非公開としている。

EXCLUSIVE: Android Central receives images of alleged Google Pixel Watch in the wild https://t.co/rCvMd85qHl pic.twitter.com/Buq1GW57Dc

— Android Central (@androidcentral) 2022年4月23日

デバイスのデザインは、公開されてきたレンダリング画像と一致。丸みを帯びた円形の筐体でクラウンが側面に配置されており、すぐ近くにカプセル型のボタンが確認できる。裏側には4つの端子が並んでおり、ワイヤレスで充電すると見られるが、詳細は不明。専用充電器を必要とする場合、本体に同梱されるかなども分かっていない。

筐体にマッチするように作られた専用の青系バンドも確認されている。バンドはスポーツバンドの類で、Apple Watch用スポーツバンドと似た構造を採用している。

発見者が「Pixel Watch」の電源を入れてみたところ、「G」ロゴが出現したがそれ以上進まなかったという。発見されたデバイスにはOSがインストールされていない可能性が高い、とAndroid Centralは分析している。

「Pixel Watch」の発見時には同梱されていた箱も置かれており、記載されていた注意書きから米国、カナダ、EUでの発売が有力だ。また「内部テストおよび開発用」と書かれているが、Android Centralに対しGoogleが何かしらのアクションを起こしていることを示唆するアクションは確認できておらず、Googleが意図的にレストランに”忘れた”可能性も指摘されている。

Appleは12年前、iPhone 4の試作機をバーに置き忘れ、米Gizmodoが5,000ドルで購入し記事化したことで大問題に発展している。

アルミ、スチール、特別ブラックモデルの3種類が用意か

正確な予測実績を持つリーカーのShrimpApplePro氏によると、流出したスマートウォッチは「Pixel Watch」ではなく「Pixel Watch Fit」になる可能性があるという。Googleのスマートウォッチは、アルミニウム、ステンレスチール、特別なブラックバージョンの3種類が用意されており、「Pixel Watch Fit」は流出したモデルとは異なるモデルであるとも考えられるという。

Pixel Watch could have the name or another model with the name “Pixel Watch Fit”
Very Thicc bezels
Price could sit somewhere about ~$400
According to my source after they saw the leaked images. pic.twitter.com/HMeAjJ3TVk

— ShrimpApplePro 🍤 (@VNchocoTaco) 2022年4月24日

I heard three types, aluminum, stainless steel and a special black version.

— ShrimpApplePro 🍤 (@VNchocoTaco) 2022年4月24日

Apple Watchは発売当初、Apple Watch Sport（アルミニウム）、Apple Watch（ステンレスチール）、Apple Watch Edition（18金）の3種類がラインアップされていた。Googleも同様の製品展開を検討しているのだろうか。