Pixel Fold 2の実機写真が流出。現行モデルより本体が細長くなりそう
外向きカメラのデザインも刷新、”カメラバー”を廃止へ
Googleの折畳スマホPixel Foldの次期モデル(Pixel Fold 2)の実機と見られる写真が流出した。Android Authorityによると、本体デザインが現行モデルと比べて細長くなっており、Galaxy Z Fold4に寄ったデザインになっている可能性がある。具体的な寸法は入手できていない。
Pixel Fold(左)とGalaxy Z Fold4(右)
評判の良かったPixel Foldのデザインをあえて細長くした理由は、アプリの最適化ではないかとAndroid Authorityは分析する。多くのアプリはタブレットに最適化されておらず、初代モデルではアプリを横向きで表示できないものが多い。本体を細長くすれば、スマートフォン向け表示が利用できる。なお先月リリースされたAndroid 14 QPR1では、アプリを強制的に全画面表示に切り替わる機能が実装されている。
本体のサイズ比率だけではなく、カメラ周りも大きな変化が見られる。従来のカメラバーは廃止され、iPhoneのような四角いカメラユニットに変わっている。写真には4つのカメラやセンサーが配置されており、広角、超広角、望遠レンズにくわえて何かしらのセンサーと見られるが、詳細は不明だ。
写真の信憑性は不明だが、「Pixel 9」シリーズのデザインランゲージと共通している部分があるという。内側ディスプレイの写真は公開されていないが、画面右上に内向きカメラ用の切り欠きがある。現行モデルのカメラはベゼル内に隠されている。本体の厚みは大きく変わらず、折り目は目立つそうだ。
「Pixel Fold 2」は「Pixel 9」シリーズと同じ「Tensor G4」チップ、16GBのLPDDR5メモリ、UFS 4.0対応256GBストレージを搭載し、今秋に登場すると噂されている。