AnkerのApple Watchを充電できるバッテリーが「最強仕様」である理由

僕は普段、充電器＋バッテリー＋内蔵ケーブルの3-in-1製品である「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」をモバイルバッテリーとして持ち歩いている。10,000mAhのバッテリー容量、最大30Wの出力、高耐久USB-Cケーブル内蔵にくわえて、折畳式プラグを搭載し充電器として使える。「最強仕様」と呼ぶに相応しいと思っていた。

しかし最近、僕はメインのモバイルバッテリーを「Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)」に乗り換えた。Apple Watchを使っている人は、このバッテリーを買ったほうが良いだろう。複数のAppleデバイスを持っている人は全員買ってもいいレベルだ。

なぜならこのモバイルバッテリーこそがほぼすべてのAppleデバイスを充電できる「最強仕様」だからだ。

バックストーリー：「USB充電器」としての機能は不要だった

「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」は充電器にもなり、モバイルバッテリーにもなる。USB-Cケーブルが内蔵されており、iPhoneもMacBook Air/Proも充電できる。

しかし自分には必要としていない機能が1つあることに気付いた。USB-C充電器としては、ほとんど使う機会がない。というのも、MacBook Proを急速充電するためにAnker 747 Charger (GaNPrime 150W)を持ち歩いているからだ。USB-C充電器のバッティングだ。

確かにコンセントに挿せばUSB-C充電器になり、本体も充電できる仕組みは間違いなく便利。しかし僕は、顔に似合わずマメだ。使用したモバイルバッテリーは帰宅時にケーブルを使って充電するため、コンセント直差しにこだわる必要がない。仕組みを活用する機会が少ないのだ。

内蔵ケーブルを挿して本体を充電

それよりも、Apple Watchの電池切れ寸前に陥るケースが驚くほど多い。Apple Watch Ultra 2を身につけているが、電池持ちが優秀であるがゆえに2日間充電せずに使うことが多く、2日目に使い過ぎてしまい電池残量が20％を切るシーンがしばしばあった。

そこでAnker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)の出番だ。

モバイルバッテリーでApple Watchが充電できる便利さに気付いてしまった

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)は非常によくできたモバイルバッテリーだ。

最大35Wの出力が可能なUSB-Cケーブルを内蔵されており、バッテリー容量は10,000mAh。iPhone 15やiPhone 16を約2回充電できる。Apple Watch充電用パッドは急速充電にも対応する。

内蔵USB-Cケーブルはストラップとしての機能を兼ねており、出力だけではなく入力にも対応。約1.5時間でバッテリー本体に急速充電が可能だ。

Apple Watch充電台は立てられる

ケーブルはストラップとしても使える

僕の場合、モバイルバッテリーの充電はUSB-Cケーブルが内蔵されていれば大した手間ではないと気付いた。USB-C充電器を別途持ち運んでいる以上、USB-C充電器としての機能よりもApple Watchとしての機能のほうが役に立っている。

本体には電池残量や出力が確認できるディスプレイが搭載されている。実はApple Watch用スタンドを立てると、ユーザーの持ち方に合わせてディスプレイの表示が180度回転する仕組みになっている。細かい部分だが、使う際のユーザビリティがよく考えられたギミックだ。

立てた時の向き

下ろした時の向き

電池残量20％のピンチを乗り越えろ！1時間で60％近くまで回復

実際にApple Watch充電用に活用したリアルな事例を紹介する。先日鍼灸院に行った際、Apple Watchの電池残量が20％だと気付く。Ultraシリーズなので20％もあれば家まで余裕で持つが、この機会にAnker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)を使ってみることに。

約1時間後、20％から65％まで回復していた。また、バッテリー本体の電池残量は88％から79％にまで減っていた。

「最強仕様」であると考える理由

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)は、特にApple Watch Seriesシリーズ（Series 9、Series 8など）を着用している人におすすめしたい。Ultraシリーズと違い、Appleは電池が1日（＝24時間）持たないと公言している。アクティビティの多用など、電池消費の激しい機能を多用した日には、電池切れする恐れがある。

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)があれば、Apple Watchをいつでもどこでも急速充電できる。ちょっとした移動中、カフェで食事をしている最中などの隙間時間で、電池残量を回復できる。

Apple Watch以外のガジェットを充電する上でも十分な仕様だ。iPhoneは急速充電でき、MacBook Airであれば通常速度で充電できる。AirPodsもApple Watch用充電台またはUSB-Cケーブルで充電できる。

AirPods 4を充電

AirPods Pro（Lightning）を充電

Anker MagGo Power Bank (10000mAh, 35W, For Apple Watch)があれば、iPhone、iPad、MacBook Air、AirPods、Apple Watchを含むすべてのデバイスを充電できる。出張用、旅行用、日々の持ち運び用のモバイルバッテリーとして、幅広い種類のデバイスを充電できる。まさしく「最強仕様」のモバイルバッテリーと呼ぶに相応しいだろう。