Anker PowerCore Speed 20000 第2世代 レビュー
「Anker PowerCore Speed 20000」がアップデートされ、「Anker PowerCore Speed 20000 第2世代」が登場した。
当時、世界最小・最軽量を謳っていたモバイルバッテリーがさらに30%もコンパクトになり、出力だけではなく入力も「Quick Charge 3.0」に対応。従来と比較して約2倍の速さで本体への充電が可能になった。
1台サンプルとして提供してもらったので、「Anker PowerCore Speed 20000 第2世代」を初代モデルと比較しつつ、紹介する!
旧モデルよりも軽量かつコンパクトになり、高性能に!
用意されているポートは出力用のUSB-Aポートが2つ、入力用のMicro USBポートが1つ。ポイントは搭載されているポートがすべて「Quick Charge 3.0」に対応している、ということ。残念ながらiPhoneは恩恵を受けることができないが、対応デバイスを持っている人は重宝するはず!
もちろん、iPhoneでもAnkerの独自技術「PowerIQ」と「VoltageBoost」の恩恵には預かれるので、モバイルバッテリーとして快適に使うことができる。
両モデルを比較すると目立つのは一回り小さくなったことと、約27g軽くなったこと。たかが数十グラム、と思うかもしれないが、実際に手に取ってみると違いがハッキリと感じられる。
第2世代 | 第1世代 | |
---|---|---|
電池容量 | 20,000mAh | 20,000mAh |
重量 | 約369g | 約396g |
サイズ | 約 166 × 62 × 22mm | 約170 × 82 × 22mm |
最大出力 | 通常時:5V/2A QC時:最大24W |
通常時:5V/2A QC時:最大24W |
USB-C | ☓ | ☓ |
Micro USB | ◯ | ◯ |
PowerIQ | ◯ | ◯ |
VoltageBost | ◯ | ◯ |
Quick Charge 3.0 | 入力・出力×2 | 出力×1 |
価格 | 4,599円 | 販売終了 |
サイズの違いは大きい。旧モデルはどちらかというと「Anker PowerCore+ 26800 PD」のサイズ(約180 × 80 × 24mm)に近く、電池容量の割には大きかったが、第2世代になって20,000mAhクラスのモバイルバッテリーとしては妥当のサイズ感になった。
上が第2世代(新モデル)、下が第1世代(旧モデル)
ポートを比較しても分かる通り、旧モデルは「Quick Charge 3.0」に対応していたポートは1つのみ。新モデルは両方とも対応していることが分かる。
上が第2世代(新モデル)、下が第1世代(旧モデル)
「Anker PowerCore Speed 20000 第2世代」は初代モデルから堅実な進化を遂げ、旧モデルを持っていて「最近ヘタってきたな」と感じるのであれば買い替えを推奨する。旧モデルよりもあらゆる面において改良されているので、買って後悔はしないはず。
個人的にはiPhoneユーザーとしては「Quick Charge 3.0」の恩恵に預かれないため、同じ20,000mAhクラスのモバイルバッテリーを購入するのであれば出力端子が3つある「Anker PowerCore II 20000」かUSB-Cポート搭載の「Anker PowerCore+ 20100」の方がオススメだ。
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なお、「Quick Charge 3.0」対応の入力ポートを活かすためには対応している急速充電器が必要。「Anker PowerPort Speed 4」には対応モデルが存在しているので、気になる人はチェックしてみるべし!
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