Apple、屋内でスマートフォンを2.5m以内の精度で探知できる位置情報サービス「WiFiSLAM」を買収
Google Mapsに肩を並べるための動きか?!
The Wall Street Journalによると、Appleが屋内でスマートフォンを非常に高精度で探知する技術を持つGPS会社「WiFiSLAM」を買収したと報じている。買収額は約2,000万ドルではないかと予想される。
買収目的は不明だが、純正地図アプリ強化のためでは?
買収された「WiFiSLAM」は、無線LANを利用して屋内でスマートフォンを2.5m以内の精度でリアルタイム探知してくれる技術を持っているGPS会社。買収目的は明らかになっていないが、恐らくGoogle Mapsが既に提供している屋内地図を自社製地図アプリでも提供するためという見方が強い。
純正地図アプリもそうだが、Appleは「Find My iPhone(iPhoneを探す)」や「Find My Friends(友達を探す)」などのサービスも提供している。これらを屋内地図に対応させることによってサービスのクオリティが向上するのは言うまでもない。屋内GPS技術を所有する「WiFiSLAM」を買収したのは非常に理にかなった動きなのかもしれない。
良い事ばかりにも思えるが、「WiFiSLAM」の提供する技術には課題もある。企業名にある通り、Wi-Fi環境に端末が接続していることを前提とするため、3G接続のみである場合は利用できない。さらにWi-Fiルーターからの物理的距離でGPS情報を計算しているため、ルーターそのものが移動してしまうと精度に狂いが生じてしまう。
これらの課題をどのようにAppleが解決し、自社サービスに取り入れていくのかが楽しみだ!
(via Cult Of Mac)
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