TSMC、「iPhone 6」向けに「A8」チップの出荷を開始?!Apple、念願の脱Samsungへ大きく前進
Appleと敵対関係にありながらiOSデバイスのプロセッサーチップを開発していたのはSamsung。ついにその関係性が終わるようだ!
The Wall Street Journalによると、今年はTSMC(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company)が次期iPhone向けのプロセッサー(恐らく「A8」チップ)を受注し、出荷を開始していると報じている!
電力効率が改善され消費電力が抑えられているチップ
情報元によると、「A8」チップは20nmのプロセスを採用。これは「A7」チップで採用されていた28nmプロセスよりも1ワットあたりのパフォーマンスが向上し電力効率が改善されるため、結果的に消費電力が抑えられることが期待できる。このチップがあるお陰で同じ4.7インチや5.5インチのAndroidスマートフォンよりも少ない電池容量でも十分な電池持ちを実現できるのかもしれない。
TSMCとAppleは2015年リリースに向けて新しいチップの開発に関して合意したとも伝えられている。来年には20nmプロセスよりもさらに性能を改善した16nmプロセスのチップを採用したい模様。
今回、「A8」チップの製造がTSMCの独占であるかどうかは定かではないが、Samsungを完全に切り離すことにはまだ成功できていないのではないかという見方が強い。Appleはまだしばらくの間、Samsungにお世話になるようだ。
(via 9to5Mac)
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