Apple、2018年のiPhone/iPadではQualcommチップを不使用か
Appleは、2018年に発表するiPhoneやiPadではQualcommチップを使用せず、代わりにIntelやMediaTekを採用する可能性があるとWSJが報じている。
今年1月に、連邦取引委員会がQualcommを不当なライセンス費用を請求しているとして、提訴。その後、Appleも同様の内容で10億ドルの支払いを要求している。
これに対し、QualcommはAppleの提訴内容を「事実無根」と否定していた。
Appleは長くモデム用のチップをQualcommに依存してきたが、iPhone 7、iPhone 7 PlusからはIntelがパートナーとして加わっている。
この戦いを見据えての行動だったとも読み取れるが、Appleはリスク回避や費用交渉のために独占的な契約を避ける傾向にあり、今回もMediaTekが加わっているのは、将来的にQualcommから切り離したときのことを想定しているのではないか、と伺える。
WSJによると、来年のiPhoneやiPadでQulacomm製チップを使用しないという計画は、今後変更される可能性があるとのこと。Appleは、遅ければ次期iPhone発売の3ヶ月前である6月頃にサプライヤーを変更する可能性があると伝えられている。
なお、iPhone 7シリーズにおいては、Qualcomm製チップの方がIntel製チップよりも通信速度が早いと言われていた。来年以降、この点をどのようにIntelおよびMediaTekが克服するのか、気になるところだ。
(via MacRumors)
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