2018年のiPhone、モデムはIntelが独占、Qualcommを排除か?!
KGI証券のMing-Chi Kuo氏によると、Appleが2018年に発表すると噂されている3種類のiPhoneに搭載されるモデムチップはすべてIntel製になるとAppleInsiderが報じている。
かつてKuo氏は次期iPhoneのモデムチップの70〜80%はIntelが製造を担当すると予想していたが、最新の投資家向けのレポートではIntelが独占提供するとの見方を明らかにした。
モデムチップはサプライヤーを分散しない方針か
Appleは2017年1月にQualcommを提訴していることが明らかになった。Qualcommは「事実無根」と否定しているものの、今年1月24日、欧州委員会はQualcommが他企業を締め出すような契約をAppleに強制していたとして、12億3,000万ドル(約1,354億円)の支払いを命じられている。
一般的にAppleはiPhone用部品のサプライヤーを1社に絞らず、複数社から調達しリスクの分散を行っているとされているが、最近ではSamsungを「A」チップの調達先を排除し、「A12」チップはTSMCの独占提供となっているが判明。
IntelのモデムチップはAppleが求める性能基準を満たし、CDMA2000および「デュアルSIMスタンバイ(DSDS)」をサポート。次期iPhone以降、Intelによるモデムチップの独占提供が続くかもしれない。
Kuo氏は2018年のiPhoneは、新しいアンテナデザインやIntel製のモデムチップ「XMM 7560」を採用することによって現行モデルよりもさらに高速化されたLTE通信を実現すると予想している。
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