iPhoneのカメラ性能、2023年まで”劇的な進化”は期待できない?
一方で「iPhone 13」の超広角カメラや「iPhone 14」の望遠カメラが改良されると予測している

iPhoneのカメラ性能は、2021年モデル(iPhone 13)と2022年モデル(iPhone 14)は劇的な進化は期待できない可能性がある。
Appleに詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏の最新レポートでは、iPhone用カメラレンズのサプライヤーである、LarganとGenius Electronic Opticalの価格戦略について言及。Larganはミドルからハイエンドクラス用レンズの平均販売価格を15〜25%値下げし稼働率を上げると予測している。
Ming-Chi Kuo氏は「iPhoneのカメラレンズには重要なアップデートはない」と説明しているが、過去には「iPhone 13」の超広角カメラや「iPhone 14」の望遠カメラの改良を予測している。
「iPhone 13 Pro」および「iPhone 13 Pro Max」のレンズはf/2.4からf/1.8になり、レンズの構成枚数は5枚から6枚まで増加。超広角カメラにオートフォーカスが実装される可能性があるとしている。
「iPhone 14」はペリスコープカメラを搭載するという。ペリスコープカメラは、潜望鏡のようなミラー構造で光を内部で屈折させ、映像素子に導く仕組み。本体の厚みを抑えながら高い光学ズーム率を実現できるため、iPhoneの望遠レンズは”超望遠レンズ”になる可能性がある。
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