当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

Apple、自社製5Gモデムチップの開発を中止か

自社製チップの開発は難航、Qualcommへの使用料支払いは今後も続きそうだ

Frederik lipfert 7JlJjbJ6nY4 unsplash

Appleは、自社製5Gモデムチップの開発を中止した可能性がある。過去にApple情報を正確に予測した実績を持つ韓国のNaver Blogユーザー「yeux1122」によると、度重なる挑戦は失敗に終わっているという。別のリーカーも、日本のサプライチェーンから同様の情報を入手していたと報告している。

Appleの5Gチップは当初2024年発表を計画していたが見送り、2025年発表を目指すされていた。今年の「iPhone 15」シリーズや2024年の「iPhone 16」シリーズは引き続きQualcomm製の5Gモデムチップを搭載するが、iPhone SE(第4世代)や2025年の「iPhone 17」シリーズ自社製の5Gモデムチップを採用すると見られていたが、実現しない可能性が高そうだ。

5Gチップの開発は難航していた。開発されていたバージョンの1つはミリ波に対応せず、Intelから引き継いだコードの一部で問題に遭遇しており、書き換えを必要としていた。新機能を追加すれば既存機能が動作しなくなるなどのトラブルや、Qualcommの特許侵害を回避する必要があった。

自社製チップの開発にこだわっていた理由は、Qualcommに支払い使用料を節約したかっただろう。AppleとQualcommは2019年4月に和解。Appleは45億ドル以上の和解金を支払ったとされている。

もっと読む

12本の記事を表示する
公開情報
更新日2023年11月30日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Appleニュース・噂 ・最新情報」新着記事
トレンド検索