Apple、中国スマホ市場でトップ5から転落
Huaweiの躍進、iPhoneの販売不振が原因か
Appleは、2024年第2四半期に中国のスマートフォン市場でトップ5から転落し、6位となった。これは数年ぶりの出来事。Huaweiをはじめとする中国国内メーカーの躍進が、iPhoneの販売不振に拍車をかけた形だ。
市場調査会社Canalysによると、中国でのiPhoneの出荷台数は前年同期比6.7%減。一方、中国市場全体では10%の成長を遂げ、Vivo、Oppo、Honor、Huaweiが上位を占めた。Xiaomiもトップ5に返り咲き、Appleは6位に転落した。
Appleは最大23%の割引などの販売促進策を講じたが、効果は限定的だった。Huaweiは中国製チップを搭載したハイエンドモデルで存在感を増し、Appleのシェアを奪っている。
Appleの最高執行責任者(COO)であるジェフ・ウィリアムズ氏は最近中国を訪問し、北京と深センの当局者と会談し、中国市場へのコミットメントを再確認した。Canalysのアナリスト、ルーカス・チョン氏は、Appleが市場シェアを取り戻すためには、来年中にApple Intelligenceを中国向けにローカライズすることが重要だと強調した。
今年後半に予定されているiPhone 16シリーズの発売は需要を喚起し、Appleの市場での地位を改善する可能性があると期待されている。
(Source: Canalys via MacRumors)
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