これが新型iPhone SE？実機ダミーから見えてきた進化の方向性

著名リーカーのMajin Bu氏が、iPhone SE（第4世代）とされる実機ダミーユニットの画像と動画をX（旧Twitter）で公開した。ケースメーカーが入手した情報を基に作成されたこのモックアップから、新モデルの詳細が明らかになってきた。

最も大きな変更点はiPhone 14ベースのデザイン採用だ。これにより画面サイズは現行モデルより大幅に拡大。ホームボタンは廃止され、代わりにノッチ付きディスプレイを採用する。

一部で搭載が噂されていたDynamic Islandは見送られる見通しだ。アクションボタンやカメラコントロールなど、現行モデルに搭載されている最新ハードウェア仕様も見当たらない。

背面はシングルカメラを採用するものの、センサーは大幅にアップグレード。iPhone 16と同じ4,800万画素の広角カメラを搭載し、より高画質な写真撮影が可能になる。筐体はプレミアムな印象を与えるガラス製バックパネルとアルミニウムフレームの組み合わせだ。

iPhone SE 4 looks so beautiful pic.twitter.com/ezhNrrhyf8

— Majin Bu (@MajinBuOfficial) January 26, 2025

Here's what the iPhone SE 4 looks like pic.twitter.com/pEyIAJ34VR

— Majin Bu (@MajinBuOfficial) January 25, 2025

性能面では、最新のA17 ProチップとApple独自設計のモデムチップを採用。RAMはApple Intelligence対応に必要な8GBを標準搭載するとの噂だ。これにより、最新のAI機能をフル活用できる仕様となる。

発売時期は2025年3月か4月を予定。価格は若干の上昇が予想されるものの、Appleはエントリーモデルとして500ドル以下に抑える方針という。iPhone SEシリーズは、高性能かつ手頃な価格帯のiPhoneとして、新興国市場での展開も期待される。