2011年6月のスマートフォンOS市場調査によるとAndroidは39%、iOSは28%
【img via Nielsenwire】
Nielsenwireが公開したスマートフォン市場調査によると、2011年6月時点でAndroidが39%となっていて、2位のiOSの28%を大きく引き離した。3位は低迷中のBlackberry OSで20%、Windows Phone、WebOS、Symbianという順番になっている。
メーカー別のシェアで見ると、Appleがぶっちぎりの28%でトップ、RIMとHTCが続いてそれぞれ20%となっている。特にHTCは数多くのAndroid端末を開発しつつ、Windows Phoneも進めている辺りがとても強い。
気になるのは、日本のメーカーの名前が載っていない、ということ。iモードを筆頭に月額課金モデルをベースとしたビジネスから脱却することに踏みきれなかったのが遅れを取る原因でもあったと思うのだが、モバイル先進国と言われていた日本がこれだけ存在感がないのも悲しい限りである。
今年冬にはドコモがXi(クロッシィ)対応端末を発表される見通しで、先日発表されたWindows Phoneも順次各キャリアとメーカーから発売される予定となっている。日本国内で限定的にビジネス展開することも大事だと思うが、今後は国外でも通用するような端末にチャレンジしてみてほしい。日本市場向けのガラパゴスな機能は不要だが、日本人ならではの細かい気配りが生む使い勝手の良さを組み込んだ端末を世に送り出してほしいね。
(via TechCrunch Japan)
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