【iPhone 7s】有機ELディスプレイ搭載のiPhone、2017年までに登場か
昨年11月末、iPhoneは3年後には有機ELディスプレイを採用する可能性があると報じられていたが、最新の情報によるとその時期は早ければ来年に前倒しされる可能性があるそうだ!
中国メディアによると、Appleは2017年までに有機ELディスプレイを搭載したiPhoneの発表を目指していると報じている!
「iPhone 7s」で有機ELディスプレイを採用か?!
昨年12月時点でAppleはSamsungとLGと有機ELディスプレイの生産スケジュールに関する協議を行っていたとのこと。両社あわせて120億ドルに相当する契約が締結間近だと言われている。
2017年発売のiPhoneとなるとこのままナンバリングが継続された場合、「iPhone 7s」で有機ELディスプレイが採用されることになる。iPhoneに関してはメジャーアップデートの翌年は外観は変えずに一部パーツを強化する傾向にあるため、今年発表予定のiPhone 7と同じボディデザインを持ちながらディスプレイが液晶から有機ELに変わる可能性は十分にあり得る。
ただし、これまでの噂によるとiPhone 7はバックパネルのアンテナラインとカメラの突起が無くなる以外、筐体デザインに関する大きな変化は無さそうだ。ナンバリングも無くなる可能性もあることから「2年おきにメジャーアップデート、2年目は一部パーツを強化」というサイクルが崩れる可能性もある。
Appleは有機ELディスプレイの採用によってiPhoneの販売台数を増やすことが目的だというが、有機ELディスプレイを搭載することによってユーザーにどのようなメリットがあるのだろうか。
現在、Apple製品で有機ELディスプレイを採用しているのはApple Watch。黒色がハッキリと出力され、カラーが全体的にビビットに発色されることが特徴。液晶ディスプレイに比べて物理的に薄くすることができる他、省電力に貢献することで知られている。
よって、仮に「iPhone 7s」が有機ELディスプレイを採用した場合、iPhone 7と比較して電池持ちが多少なりとも改善される可能性がある。「電池持ちが最大の不満」と言われているiPhoneにとって、買い換えを促進する理由になり得るだろう。
ただ、この情報の信憑性は定かではない。KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏はAppleが有機ELディスプレイに切り替えるのは早くても2019年になると予想している。
(via 9to5Mac)