新型Studio Display、Pro Display XDRを”追い越す”かもしれない理由
ミニLED・Thunderbolt 5・A19チップ・120Hz——4年分の進化を一気に詰め込んだ2モデルが準備中か

新型Studio Displayに関する新たなリーク情報が浮上した。2つの異なるモデルが開発されており、上位モデルにはより強力なスピーカーシステムおよびポート仕様の強化が含まれる可能性があるという。
MacworldのFilipe Espósito氏が報じた。昨年オンラインに流出したmacOS TahoeのKernel Debug Kit(内部Appleファイル)のコードを解析した結果だとしている。
2つのモデルに共通するアップグレードとして、最大120Hzのリフレッシュレートを実現するProMotionと、輝度とダイナミックレンジを向上させるHDRサポートが挙げられている。現行のStudio Displayは60Hzのリフレッシュレートにとどまっており、120Hzへの引き上げによって動画や画面スクロールの滑らかさが大きく向上することが期待される。
なお、別のリーカーは少なくとも1モデルのリフレッシュレートが最大90Hzにとどまると主張しており、どちらの情報が正確かはまだ判断できない段階だ。
上位モデルに追加される可能性のある新機能
今回の報告で新たに明らかになったのは、上位モデル固有のアップグレードとして、スピーカーシステムの強化とポートの増設および高規格化の2点だ。現行のStudio Displayには「高忠実度6スピーカーシステム」とThunderbolt 3ポート×1、USB-Cポート×3が搭載されている。
帯域幅の観点から、新モデルには少なくとも1つのThunderbolt 5ポートが搭載されるとみられる。5K解像度で120Hzのリフレッシュレートを実現しつつ、周辺機器への接続帯域を確保するためだ。
上位モデルの画面サイズについては、27インチの現行モデルから32インチに拡大される可能性があるとEspósito氏は述べている。ただし、この情報は内部ファイルから得られたものではなく、同氏の推測に基づくものだ。32インチに拡大した場合、5K解像度ではRetinaクオリティを満たせないため、Apple Pro Display XDRと同じ6K解像度への引き上げが必要になる点も念頭に置きたい。
噂が重なるアップグレード候補
ディスプレイ業界のアナリストRoss Young氏は以前、少なくとも1モデルにミニLEDバックライトが採用されると予測していた。仮にその情報が正確であれば、Appleはフルアレイ型LEDバックライトを採用するPro Display XDRを廃止し、下位・上位の2構成をStudio Displayブランドに統合するという選択肢も考えられる。ただし、これはあくまで推測の域を出ない。
チップについては、現行モデルに搭載されているA13 BionicチップからA19またはA19 Proチップへのアップグレードが以前より噂されている。性能向上に加え、カメラ品質の改善なども期待される。
現時点で噂されているアップグレードをまとめると、以下のようになる:
- ProMotionによる最大120Hzのリフレッシュレート
- HDRサポートによる輝度・コントラストの向上
- スピーカーシステムの強化(上位モデル)
- Thunderbolt 5および強化されたポート構成(上位モデル)
- ミニLEDバックライト
- A19またはA19 Proチップ搭載
- 32インチへの画面拡大(上位モデル・推測)
外観デザインの大幅な変更はないとされており、スペックを中心とした刷新になる見込みだ。
2022年以来の初アップデートが近い
現行のStudio Displayは2022年3月、初代Mac Studioとともに登場してから約4年が経過している。先月、新型Appleモニターが規制当局のデータベースに登録されたことが確認されており、発売が近づいているサインとも受け取れる。Appleは2026年前半に新型Studio Displayを発売するとも報じられており、長い待ち時間がようやく終わりを迎えようとしている。
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