当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

新型Pro Display XDRはカメラ搭載?macOS 26.1ベータ版から”証拠”が発見される

センターフレーム対応カメラとデスクビュー機能の文字列を確認、6年ぶりの大型アップデートが現実味

Studio Display New Model Rumors

Appleが開発を進めている次世代のPro Display XDRには、待望の内蔵カメラが搭載される見込みだ。9to5Macによると、macOS 26.1 Tahoe beta 3のコード内から「Pro Display XDR Camera」と「Pro Display XDR Desk View Camera」という文字列が発見されたという。

コードから判明した内容から推測すると、新型Pro Display XDRはStudio Displayと同様にセンターフレーム機能を備えた超広角カメラを搭載し、さらにデスクビュー機能にも対応する模様。現行のPro Display XDRは4,999ドル(日本では649,800円から)という高額なプロフェッショナル向けディスプレイでありながら、内蔵カメラもスピーカーも搭載していない。

Studio Displayとの比較で見える課題

Appleは1,599ドル(日本では219,800円から)のStudio Displayには12MP超広角のセンターフレームカメラを搭載している。しかもStudio Displayには専用スタンドが標準で付属する。一方で現行のPro Display XDRは専用スタンドが別売りで999ドル(日本では148,800円)という価格設定だ。

センターフレーム機能は、ビデオ通話中にカメラが自動的に人物を追跡し、フレーム内に収める技術。超広角カメラを活用することで、被写体の位置や人数に応じて画角を調整できる。すでにiPadMacBook AirMacBook ProiMac、そしてStudio Displayに搭載されており、Appleのエコシステム全体で広く採用されている。

その他の強化ポイント

カメラ以外にも、新型Pro Display XDRには複数のアップグレードが予想されている。7K解像度、Thunderbolt 4/5ポート、Appleシリコンの内蔵、高リフレッシュレート対応、さらには量子ドット技術を用いたディスプレイ品質の向上などがされている。

5,000ドル以上のディスプレイに100ドル程度のWebカメラを追加するのは、コスト的には大きな負担ではない。ただし現行のPro Display XDRに内蔵カメラを搭載できなかった理由は、コストというよりも熱管理の問題だったと推測される。

発表時期は不明も準備は着々と

現行のPro Display XDRは2019年12月の発売から既に6年近くが経過しており、アップデートを待ち望む声は大きい。BloombergのMark Gurman氏によると、Appleは2つの新型外部ディスプレイを開発中とのことで、Pro Display XDRとStudio Displayの両方がアップデートされる可能性がある。

macOS 26.1は今月後半にリリースされる見通し。Appleは早ければ今晩深夜にも新製品を発表する可能性があり、新型Pro Display XDRがそのラインナップに含まれるかどうか注目が集まる。

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
公開情報
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Mac用ディスプレイ」新着記事
トレンド検索