当メディアのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています

Studio Display 2、A19 Pro・ミニLED搭載で2026年初頭登場か

iPhone 17 Pro同等の最新チップを搭載、3年ぶりのハードウェア更新で輝度・色再現性が向上

Studio display with a19 pro chip

Appleが2026年初頭の発売を予定している次世代Studio Displayに、A19 Proチップが搭載されることが判明した。MacRumorsによると、同社のソフトウェアコードから新型ディスプレイの開発コード「J427」とともに、未発表のA19 Proチップへの参照が発見されたという。

A19 Proチップは2025年9月に発売予定のiPhone 17 Proシリーズで初めて搭載される見込みで、次世代Studio DisplayはiPhoneと同時期の最新チップを採用することになる。現行モデルのStudio Displayは2022年の発売時にA13 Bionicチップを搭載しており、当時でも3年前の2019年発売iPhone 11由来のチップを使用していた経緯がある。

3年ぶりの大幅刷新でmini-LED採用か

新型Studio DisplayはBloombergの報道によると、M5チップを搭載する新型Macとともに2026年初頭にリリースされる予定だ。現行モデルは2022年3月の発売以来ハードウェアアップデートが行われておらず、約3年ぶりの刷新となる。

ディスプレイ業界の専門家Ross Young氏によると、新型モデルではmini-LEDバックライト技術を採用する可能性が高いという。この技術により、現行の標準LEDバックライトと比較して輝度の向上、コントラスト比の改善、色再現性の強化が期待される。

高性能チップでApple Intelligence対応も

A19 Proチップの搭載により、現行のA13 Bionicでは実現できなかったApple Intelligence機能への対応も可能になる見込みだ。現在のStudio Displayはセンターフレーム、空間オーディオ、「Hey Siri」音声コマンドなどの機能をサポートしているが、新型チップの採用でこれらの機能がより高速に処理されることになる。

9to5Macは、モニターとしては異例の高性能チップ搭載について、AppleがStudio Display 2に新たなAI機能やより高度な映像処理機能を追加する計画があるのではないかと推測している。

複数バリエーション開発の可能性

Appleの内部コードからは「J427」以外に「J527」というコードネームも発見されており、MacRumorsによると、AppleがStudio Display 2の複数バリエーションを開発している可能性があるという。J527が別サイズのStudio Displayなのか、Pro Display XDRの後継機なのかは現時点では不明だ。

現行のStudio Displayは27インチ5K LCDディスプレイで、最大輝度600ニト、60Hzリフレッシュレートを採用し、日本での価格は219,800円から設定されている。新型モデルがmini-LED技術を採用した場合、価格の上昇は避けられないと予想される。

もっと読む

12本の記事を表示する
特集
関連キーワード
公開情報
更新日2025年08月15日
執筆者g.O.R.i
コメント(0件)

コメントは承認後に表示されます。良識のあるコメントを心がけ、攻撃的な表現や他人が傷つく発言は避けましょう。なお、コメント投稿時に「利用規約」に同意したとみなします。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

「Mac用ディスプレイ」新着記事
トレンド検索