Tim Cookの母校、生徒用PCをMacBookからChromebookに乗り換え
【image via seanmfreese】
このニュースを見て今頃クック船長は泣いているに違いない。
The Washington Postによると、AppleのCEO Tim Cook氏の母校であるRobertsdale(ロバーツデール)高校を含む周辺の学生に配るPCをMacBookからChromebookに乗り換えたことが明らかになった!
乗り換えで費用を75%カット!運用のしやすさが決め手
ロバーツデール高校を含むボールドウィン郡では3年生から高校3年生まで合計20,000台以上のAppleデバイスが支給され、利用していたとのこと。教員も支給対象だったようだ。
これは同郡が実施していた、3年間で総額2,400万ドル規模にも及ぶ大規模なプロジェクト「Digital Renaissance(デジタル・ルネッサンス)」の一環として行われていたもの。
学校がAppleデバイスを支給してくれる。生徒や教員からすると最高としか言いようがない環境だが、残念ながらその環境は先月で打ち切られてしまったそうだ。
理由は単純。コストが高すぎたらしい。
代わりに今彼らに至急されているのはLenovoのChromebook。Chromebookは200ドルで購入でき、MacBookと比べて75%も安い。
理由はコストだけではない。「運営がしやすく、使いやすく、セキュリティ面においてもChromebookの方が優位」と語るのはボールドウィン郡内の学校全体の技術部門を統括するHomer Coffman氏。生徒や教員が使用しているGoogleが提供する教育関連アプリケーションは当然Chromebookでも利用できるため、乗り換える上で大きな支障も無さそうだ。
冷静に考えてみると、確かにChromebookの方が運用は楽そうだ。OSのアップデートや修理など様々なメンテナンスを考えるとMacBookは不都合が多い。
念のために付け加えておくと、確かにTim Cook氏は1978年にロバーツデール高校を卒業しているが、ボールドウィン郡がApple製品を導入することにも打ち切ることにも一切関与していない。ただ、かつては「教育のApple」というイメージが「コスト」や「運用のしやすさ」という面においてGoogleのChromebookに侵食されているというのは実に興味深い。
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(via Cult Of Android)