15インチ型MacBook Pro(2018)、dGPUとして「Radeon Pro Vega 16/20」が選べるオプションを提供開始

Appleは現地時間11月14日、15インチ型MacBook Pro(2018)用のdGPUとして「Radeon Pro Vega 16」または「Radeon Pro Vega 20」が選べるオプションを提供開始した。
「Radeon Pro Vega 16(4GB HBM2メモリ搭載)」のオプション価格は27,500円、「Radeon Pro Vega 20(4GB HBM2メモリ搭載)」のオプション価格は38,500円(いずれも税別)。
iMac Proと同等の性能を期待しない方が良さそう
Appleによると、グラフィック性能は「Radeon Pro 560X」と比較して60%向上し、3Dデザインをはじめとした高負荷な作業において力を発揮してくれると説明している。
「Radeon Pro Vega」と言えばiMac Proにも搭載されているGPU。同じ性能を期待する声も少なくないが、同モデルには「Radeon Pro Vega 56 (8GB HBM2メモリ搭載)」および「Radeon Pro Vega 60 (16GB HBM2メモリ搭載)」がオプションとして用意されている。
デスクトップ型Mac用はいずれも消費電力が大きいため、「Radeon Pro Vega 16」および「Radeon Pro Vega 20」は処理ユニット数を減らすことによってノート型Mac用に最適化されていると考えられる。
よって、iMac Proと同等のパフォーマンスを期待しない方が良さそうではあるが、「Radeon Pro Vega」シリーズの強みである「HBM2」メモリの恩恵は受けることができると思われる。
グラフィック負荷の高い作業内容を行う人でこれからMacBook Proを購入する予定がある人は、「Radeon Pro Vega 16」または「Radeon Pro Vega 20」のdGPUオプションを検討してみてはいかがだろうか。
もっと読む

MacBook Proの”大刷新”、ベースモデルはお預けか。有機EL&薄型デザインはM6 Pro/Max限定の可能性

Appleの2026年、新製品ラッシュに期待。15製品投入で”折畳iPhone”も登場か

M5 MacBook Pro レビュー:Airを引き離した

MacBook Pro、2026年に”史上最大の進化”へ。ノッチ廃止の有機ELタッチスクリーン搭載で完全刷新か

M5 MacBook Pro、正式発表。メモリ帯域幅30%増&AI性能3.5倍、でも価格据え置き

Apple、新型M5 MacBook Proの発表を予告。「パワフルな何かがやってくる」

2026年のMac発表ラッシュが判明。M5 MacBook Pro年内発売、M6では有機EL採用か

M5 MacBook Pro、10月発売の可能性浮上。M4モデルの供給制限が示唆

FCC、AppleのM5 MacBook ProとiPad Pro詳細情報をリーク。発売前に型番が判明

M5シリーズMacBook Pro、新型ディスプレイの足跡が聞こえる。有機EL&タッチ対応Macは2026年?

有機EL搭載MacBook Pro、2026年後半登場を示唆する新情報

Apple、2026年前半に史上最大規模の新製品ラッシュを敢行か。iPhone 17eから折りたたみまで7製品が一斉登場

Apple、2026年末までに15の新型Mac開発中!M5・M6チップ搭載の全ラインナップが流出

M3 Ultraチップ搭載のMacBook Pro、どうやら存在していたらしい

”ちょっとデキるMac”がほしいならM4 MacBook Proを買おう。Airより推したいポイントも

僕らが待つべきMacBook Proは2026年モデルか。期待できる5つの大刷新

Apple製品に予算を割くならiPhoneよりMacを選ぶべき理由

14インチMacBook Proはエコノミークラスで使えるのか。実機検証レポート

M5チップ搭載の新型iPad ProとMacBook Pro、2025年後半に登場か


