MacBook Proの13インチモデルを仕事で使うには限界が見えてきた
15インチ型MacBook Proに買い替えを真剣に検討することになった2つの理由
僕は今の自分のライフスタイルに13インチ型MacBook Pro(2018)がピッタリのデバイスだと思っていた。軽くてコンパクトで持ち運びやすく、パフォーマンス十分、eGPU付ければグラフィック性能不足問題も解消できる。
普段は自宅で仕事をしているからこそ、デスクトップ環境を用意すれば画面サイズも関係なく、携帯性とパフォーマンスを両立した完璧なマシーンだと思っていた。
ところが、最近は自宅で仕事のやり方も少し変わりつつあり、さらにはキリアン・エムバペ選手の来日取材を経て、MacBook Proの13インチモデルを仕事で使う上で限界を感じた。
本記事では僕のライフスタイルと仕事内容の変化により、13インチ型MacBook Proで不十分だと感じるようになり、15インチモデルへの買い替えを検討している理由について解説したいと思う。今後MacBook Proの購入を検討している人は参考にどうぞ!
本当にパフォーマンスが欲しい時にパフォーマンスが足りない
最大の理由は、パフォーマンス不足。普段文字を大量に打っているような人であれば4コアどころか2コアでも十分だと僕自身も思っていた。
実際にこのように書いている:
CPUの6コアに関しても同様。4コアでコア数の不足を感じたことは一度もなく、コア数がさらに2つ増えたところで僕の作業内容では全くと言って良いほど活かすことができないことに気がついた。
僕はRAWデータの写真や動画データを取り扱うが、これまでは13インチモデルの4コアもあれば十分こなせていた。ところが、先日のエムバペ選手の取材で現像してみて感じたのは、4コア程度では全く使い物にならないということ。
なぜか。最近、編集のフローを変えたからだ。
僕は「Adobe Photoshop」を使って現像作業を行う。最近は、一括で写真を放り込み、予め用意してあるプリセットを全体に適用し、採用したいものを個別に追加で編集し、一括で書き出す、という流れに変更した。
このやり方は作業そのものはとても効率的だが、一括で書き出すのににはあまりにも時間が掛かる。そして書き出しているとマシーン全体のパフォーマンスが見るからに落ちてしまう。同時に「Final Cut Pro」でほぼ編集なしの動画を書き出そうとしたが、失敗しそうだったので待つことにした。
一度に取り扱う写真の枚数は数百枚、データ容量にして数GBから十数GB。重いのは当然だが、時間が限られている時にマシーンパワーがボトルネックになるのは、仕事ツールとしては問題がありすぎる。
これは自宅でeGPUを使っていても同じ。なぜならボトルネックとなるのはGPU性能ではなくCPU性能だから。つまり、これまで十分だと思っていたCPU性能が十分ではなくなってしまったのだ。
13インチモデルのまま作業効率を向上させる方法はないのか
この状況を今後改良できる方法として、いくつか考えた。1つはそもそも現像作業なしで撮って出しにする方法だが、僕の実力ではほぼ不可能。絶対現像したい。
次に、「Adobe Photoshop CC」のフルバージョンがiPad向けにリリースされることから、iPadで現像しMacで残りの作業を行うというフローも考えたが、iPadとMacのデータのやり取りが面倒くさそう。
11インチモデルの重さが468g、MacBook Proの13インチモデルは1.37kg、15インチモデルは1.83kg。重さだけで言えばMacBook Proの13インチ+iPad Proの11インチ=MacBook Proの15インチということになるが、データの行き来などを考えると2つのデバイスよりも1つのデバイスの方が良いような気がしている。
作業効率を追求しなければならないシーンはどれぐらいあるのか
時間に追われて作業効率を追い求める状況が今後、どれほどあるのかについても考えた。必要な時に必要なパフォーマンスが得られることも大事だが、そのパフォーマンスを必要とする回数が少ないと費用対効果が悪いからだ。
今回のエムバペ選手の取材は特にレアケースかもしれないが、取材後、すぐに撮影した写真を現像してアップロードしたい機会は意外と多い。
また、日頃からレビュー記事の作成は行っているが、子育てとの両立を考えると、時間を短縮できるところがあるなら極限まで短縮したい。
これらを踏まえると、今の僕には「作業環境の携帯性」よりも「いかに作業を効率化させるか」ということの方が重要になってきた。
これを実現するためには15インチ型MacBook Proを買うしかない。Mac本体だけでも500g近く重くなってしまうという状況は可能であれば避けたかったが、重さよりもパフォーマンスの方が重要だと感じている。
自宅で作業できても、自分の部屋で作業できない時間が増えてきた
僕が13インチを高く評価していた理由として、自宅に仕事が快適にできる仕事環境を構築したから、と説明していた。
僕が普段仕事場としているのは自宅だ。自分自身の部屋を設けさせてもらい、その部屋には僕が仕事を快適にするための作業環境が整っている。4Kディスプレイを2枚設置し、Mac本体を3枚目のディスプレイとしたトリプルディスプレイ環境を構築している。
実際、その状況自体は変わっていない。僕の仕事部屋は引き続きあり、基本的に仕事はこの部屋で行っている。最高の作業環境だ。
ところが、最近は自宅にいながらも仕事部屋で仕事できない、という状況が度々ある。つまり、自分にとってベストな作業環境で行えていないのだ。
娘が遊ぶスペースがリビングルームに併設された空間となっていて、妻が外出し僕が娘と留守番している時は、当然ながら近くで見ていなければならない。僕の最強作業環境で仕事ができないとなれば、Mac単体で賄う必要があり、13インチモデル単体では役不足。
もっと大きい画面で作業したい、もっとGPU性能が欲しい、という時に13インチ単体ではどうしても物足りなさがあった。
サブディスプレイを使ってみたり、別途リビング用のeGPUの導入も考えたが、イマイチしっくり来なかった。
画面の広さに関してはサブディスプレイで解消されると思っていたが、僕はサブディスプレイをあくまでもサブのディスプレイとしか使わず、Twitterのタイムラインやブログエディタのプレビュー画面を表示するためにしか使わず、無くても困らない。
むしろ重要なのはメインの画面で、複数の作業をこなす場合は13インチよりも広い画面があった方が快適。だから、外部ディスプレイに繋いで作業する時は快適なのだ。
とは言え、僕は大部分の時間を文字を打つことが多い。文字を打つためだけであればMacBook Air(2018)でも十分すぎるぐらいで、実際に活用する機会は非常に多い。
割いている時間を考えると、13インチのディスプレイでもそれほど不満はない。
結局はCPUのパワー不足を実感することが増えた

結局のところ、僕は13インチモデルのCPU性能に不満を感じるようになってしまったのだ。
気が短くて生き急いでいる僕からすると「Macの処理待ち」という状況が絶えられず、13インチモデルの持つ性能では不十分であるように感じてきた、ということだ。
本音を言えば、13インチモデルのCPU性能がもっと上がってくれて欲しい。ただ、筐体サイズなどを考えるとCPUが4コア以上になることはなさそう。
メモリも16GBで事足りていて、GPUもdGPUがあることにこしたことはないがなくてもそれほど困っていない。SSDも爆速だ。結局はCPUであり、CPU性能をノート型Macで追い求めるのであれば、15インチモデル以外選択肢がない。
画面サイズは13インチでとても満足していて、1つの作業に集中しやすい。持ち運びもしやすく、ケースなどのバリエーションも豊富。
筐体がコンパクトなので限られたスペースでも作業がしやすく、カフェやレストランで作業したい時に場所を取らずに済む。
ただ、パフォーマンスはどうにもできない。13インチモデルが理想だが、15インチモデルでなければCPUのパフォーマンスは引き上げられない。
引き続き13インチを使うが、タイミングを見計らって15インチモデルに移行することを検討しなければならない。
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