MacBook Proのサイズ選び問題:13インチと15インチの間で心が揺れ動くエブリデイ

13インチモデルと15インチモデルをリアルに毎日行き来しながらどっちをメインで使うべきか真剣に悩んでいる僕の脳内だだ漏れ

MacBook Pro 13inch or 15inch 2019 comparison 06

僕は現在、13インチ型「MacBook Pro 2018」15インチ型「MacBook Pro 2019」を行き来している。真剣にMacBook Pro」の13インチモデルと15インチモデル、どちらを選ぶべきか悩み続けている。

スペックはどちらもUltimateモデル。複数台を使い分けるのが以前からあまり好きではないのでメインマシーンを1台に集約しようとしているのだが、使えば使うほど両モデルにメリットもデメリットもあることが改めてよく分かり、なかなか「絶対こっち!」と言えるモデルが僕の中で定まらない。

この記事ではベンチマークスコアなどパフォーマンスを比較する数値などは一旦抜きにして、ゴリミーの運営者として僕が日々行っている作業を2つの異なるマシーンで交互に使っている僕が実感している13インチモデルまたは15インチモデルをメインマシーンとして選ぶべき理由について書き出してみた。まだ悩み続けているため結論は出ていないが、誰かの参考になれば幸い!

スペックとパフォーマンス

MacBook Pro 13inch or 15inch 2019 comparison 08

まず、パフォーマンスについて。正直なところ、13インチ型「MacBook Pro 2018」のパフォーマンスで不足を感じたことは一度もない。それは以前にも書いている。

その後、MacBook Proの13インチモデルを仕事で使うには限界が見えてきたと感じて15インチ型「MacBook Pro 2019」を購入したものの、13インチモデルと大差ないことが判明。50万円近く掛けて買い足した割には目的とした投資は全く意味がなかった。

テストするのが遅かったため返却も間に合わず、結局今使っているが、明らかに15インチモデルのパフォーマンスは僕にとってオーバースペックだ。「iStat Menus」を使って常時CPUとRAMの使用率を見ているが、僕の使い方では8コアなんて使い切ることはほとんどなく、32GBのRAMもあるが、16GB程度で収まってる。

Adobe Lightroom CC」を使っていればこのスペックを活かすことができたのかもしれないが、僕は「Adobe Photoshop CC」の「Camera RAW」で現像作業を行っているため、恩恵は受けられない。しかも、出力する時の画像サイズをフルサイズではなく必要なサイズで予め指定することによってよりパワーが不要になった。最高だけど、なんかちょっと悲しい。

MacBook Pro 13inch or 15inch 2019 comparison 11

動画の編集や書き出しの時は15インチモデルの方が圧倒的に早いが、正直僕の編集するような動画はわざわざ15インチモデルを使うほどではない。13インチモデルの内蔵GPU(iGPU)でも十分こなすことができる。

最近改めてYouTuberの作業環境を見ていると、日本のトップクリエイターと呼ばれるような人たちは確かに15インチ型「MacBook Pro」のフルスペックモデルや「iMac Pro」を持っている人も多いが、僕が日々見ている数万人規模から数十万人規模の購読者を持つYouTuberは13インチモデルで非常にクオリティの高い動画を量産しているのも事実。

僕に至っては基本的に割いている時間は文字を打っている時間の方が断然長いため、全くもってスペックを活かし切れていない。自分の作業を振り返ってみても、8コアが必要になりそうな作業なんて何1つ思いつかない

普段の作業でも超大量のアプリを開いていいない限り、8コアの恩恵を受けられていない。先日、写真を数十枚書き出しながら大量のタブを開いたGoogle ChromeでYouTube動画を再生しつつ作業していたことがあったが、その時はさすがの4コアでももたついていることを実感した。

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同じ作業を15インチモデルに切り替えて行ってみたところ、やはり引っかかるところが少なかった。逆に言えばそれぐらいしかない。13インチ型「MacBook Pro 2018」を使っていて「遅いな」「またレインボーアイコンだ」「動作が止まっている」と感じたことはほぼ無い。本当に素晴らしいマシーンだ。

つまり、僕の使い方では15インチ型「MacBook Pro 2019」のポテンシャルをほぼ活かしきれていない、ということになる。

持ち運びと重さ

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15インチモデルはなんだかんだで重い。かつての15インチモデルよりは軽量化されているとは言え、1.83kgもあるでの13インチモデル(1.35kg)と比べるとやはりバックパックの中でずっしり来る。

基本的にいつでもどこでもMacを持ち運びたい僕にとっては軽量化は重要なテーマの1つであり、使わない可能性があるものは極力排除し、持ち運ぶものはなるべく軽くしたいと考えているのだが、15インチモデルはその点においてイマイチ

出先で必ず作業する場合はまだいいが、全く作業をしないのであれば2kg近い重りを常時持ち運んでいる状態となり、無駄感が凄い。それなら13インチモデルを入れておいた方が軽量化でき、身体への負担も少なくなる。

携帯性と小回り

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13インチモデルは、物理的に小さいことによって得られるメリットもかなりある。

例えば、机が小さくても13インチモデルなら邪魔にならない。膝の上においてメモを取る時も13インチモデルの方が純粋に場所を取らないので小回りが効く。

新幹線や飛行機などデスクスペースが限られた場所でも15インチモデルより13インチモデルの方がフィット感がよく、結果的に作業がしやすかったりすることもあった。

電池持ちと充電のしやすさ

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「Macbook Pro」は13インチモデルも15インチモデルも電池持ちの公称値はどちらも10時間。もちろん、10時間なんて持つはずもなく、調子が良くて5〜6時間、おおよそ4〜5時間ぐらいが現実的なラインとだと思っているが、僕の感覚としては13インチモデルの方が若干長持ち

これもあくまでも僕の日々使っている感覚での話であり正確な検証ではないのだが、15インチ型「MacBook Pro」は持っているパフォーマンスのポテンシャルが非常に高く、内蔵GPU以外に独立したGPUもあるため、ちょっと負荷の掛かる作業を行おうとするとMac自身が本気を出そうとして結果的に電池消費が進んでしまうような印象がある。

これは、例えば「Adobe Photoshop CC」で作業をしている時も、結果的に処理時間には差は生まれないのにも関わらず、15インチモデルの方が持っているポテンシャルをフル動員している感じがある。これでより高速で処理が終わるのなら文句ないが、変わらないならねえ……。

電池持ちがほぼ同じぐらいだとすれば、重要なのは電池切れした時の回復力。これに関してはそもそも内蔵バッテリーの容量が少なく、必要とする電力が少ない13インチモデルの方が圧倒的に有利

僕は取材時などMacが充電できない可能性があるときは最大100W出力ができる「Zendure SuperTank」を持ち運んでいるのだが、13インチモデルであればより短時間で充電することができる。また、コンセントがある場所でもやはり87Wよりも61Wの方がフルスピードで充電できるUSB急速充電器が多い。

電池持ちおよび充電のしやすさ、どちらも13インチモデルの方が優れていると感じる。

ディスプレイサイズと作業領域

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ここまでの理由を書き出してみると、じゃあ13インチでいいじゃん、ということになるだろう。こうして書いているぐらいなので、僕も「やっぱり13インチで」となる。OSも「macOS Mojave」のままなのですべての動作の安定度が桁違いに良い。

ただ、どうしても13インチモデルには勝てないポイントがある。それはディスプレイサイズ。13インチモデルの画面サイズで不自由することは全くないが、15インチモデルの画面サイズで作業するとその快適さには毎回「いいな」という気分になる。

久しぶりに13インチモデルを開くと「画面が小さい」と感じたものの、しばらくすると慣れる。ただ、その後15インチモデルを開いて作業すると「あーこれだよ、これ。これが作業しやすいよ」という気持ちになるのだ。本当に不思議。

実際に作業領域を行き来しても15インチモデルの方が圧倒的に作業スペースが広いというわけではない。ちょっと広い、というだけだ。ただ、僕にとってそのちょっとした余裕が心地良いのだ。デスクトップへアクセスしやすく、いろんなアプリウィンドウが13インチモデルよりもちょっと広く取ることができ、圧迫感がない。

13インチモデルの方がパフォーマンスが自分にあっていて、持ち運びもしやすく、携帯性に優れていると感じるが、作業領域という意味では断然15インチモデルなのだ。つまり、実際に作業する時の快適さは15インチモデルの方が断然良い。

単体で作業するか、ディスプレイに繋いで作業するか

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作業する時の快適さは15インチモデルの方が上、とは書いたものの、13インチモデルでも外部ディスプレイに繋いでしまえばそれはもはや関係なくなる。むしろ、自宅では「Blackmagic eGPU」があるのでGPU性能も全く気にならない。

つまり、自宅で作業している分には13インチモデルで全く問題ないのだが、単体で作業することがある取材時や、数泊する旅行では15インチモデルの方が優れているのだ。これが実に大変悩ましい。

近日中に2泊3日の家族旅行を予定していて、当然旅行先でもちょこっとは作業することになると思うのだが、何を持っていくかと考えた時、やはり15インチモデルに気持ちが傾く

その理由はやはり単体で作業する時の快適さが上だから。車で移動することになるため重さは関係ないので、「15インチモデルでファイナルアンサーでは?」と感じている。少なくとも今度の旅行に関しては……。

現時点では13インチと15インチを併用している状態

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上記の通り、僕は毎日のように悩んでいる。本当に、本当に、真剣に悩んでいる

だからこそある日は13インチモデル、ある日は15インチモデルと行ったり来たりして使用感を試している。そして結局結論が出ずに終わっている。今は併用している状態だ。でもいずれかは1つに統一したい

僕のストレートな気持ちを書き殴ると、持ち運ぶことを考えると13インチの方が良いバックパックに入れた時もやっぱり小さい方が存在感が少ないし、明らかに軽いし、常に入れていても気にならない。ふと作業したい時もサクッと取り出しやすい。限られたスペース(スタバの小さい机の上とか)でも結構快適に作業できる。

パフォーマンスはハッキリ言って13インチモデルで十分。ちょっとファンが回る頻度が高い気がするが、処理に掛かる時間にストレスを感じることはない。電池持ちもそこそこ(最初からあんまり期待していない)。でも電池が切れたら割とすぐ充電できる。

一方で、15インチモデルだと単体での作業がしやすい。13インチモデルよりも少し広い画面が使えるだけで作業がしやすい。圧迫感がない。2019年モデルということもあってキーボードが打ちやすい(押し心地が好き)。

そして、パフォーマンスに関しては絶対に必要のないスペックであるとはわかっていても、なんだか安心感がある。絶対使わない、絶対役に立たないのに、あるだけで安心する。使いこなしてないのに、使いこなしている気になっているのかもしれない。

「もしかしたら動画編集に気合いが入るかもしれない」「一斉に負荷の高い処理を同時に行うかもしれない」という「15インチモデルのスペックを必要とする時がくるかもしれない」という妄想はすべて実体験をもとに不要であることが分かった。分かっている。でも欲しい。

僕はもともと「マシーンスペックがボトルネックとなって仕事が進まないようなことは絶対に嫌だ」と言ってスペックの高いマシーンを買っていた。その方向性は変わらないが、必要とするマシーンスペックは現行の13インチモデルでも十分なのだ。

それを踏まえてもやっぱり15インチモデルに惹かれる部分がある。でも13インチの方が何かと使い勝手が良い。以後、エンドレスループ。

1台にビシッと決まる日は来るのだろうか。

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コメント一覧(12件)
  1. 通りすがりの読者

    オーバースペックは関係ないと思いいます。不便を感じないと言う点を考えると、MacBook Pro 15インチだと思います。僕は11インチ(MacBook Air)、13インチ(MacBook)、15インチ(MacBook Pro)と使い分け、かつ共存していますが、結局は15インチに落ち着いています。
    唯一、重さが気になりますが使うときには関係なく、移動も車、電車等がほとんどであり、利用時間に比べれば短い時間です。なので、15インチの一択ですねえ。

  2. 通りすがりの読者

    Rsilio Syncってソフトが指定したあらゆるフォルダをマシン間で同期してくれて便利です。その時の気分で使う機種選べますよ。そういう問題じゃないかもしれませんが……。

    1. g.O.R.i

      iCloudドライブとDropboxで特に問題ないですが、気になるので調べてみますね、ありがとうございます!

  3. ◯男

    goriさんのスタイルに共感し、
    MacBook Pro16が発売されたら導入し
    デスクトップ環境も整えていきたいと思います。モニターはultra fine 4Kか5Kで悩んでます。写真編集や動画編集で差はありますか?表示色のスペックに大きな差があるみたいなんですが。

    1. g.O.R.i

      あれ、4Kと5Kで表示に差なんてありましたっけ……僕はどちらもグレア液晶なのが嫌いなので別途4Kディスプレイを購入して使っていますよー

  4. 通りすがりの読者

    いっそ車にモニター載せときましょう!

    1. g.O.R.i

      ワロタwwww

  5. 通りすがりの読者

    MacBookAir2019をメイン機にする展開を期待…笑

    1. g.O.R.i

      デュアルコアをメイン機にすることは10000%無いですねw

  6. 通りすがりの読者

    自分も13インチと15インチとで悩んで2台を持つ財力もなく、いっそ16インチならばっとギリギリまで待ってましたが仮想環境を使う必要があったのでメモリ(32GB)と画面サイズを取って15インチの2019版MacBook Proを購入しました。代わりに外部モニタ等の周辺機能を削減して常にスタンドアローンで使うようにしましたので頭の移動が少なくなり首&肩の疲労が無くなりました。(高さが違うので)
     ですので理想的には13インチのスペック+32GBメモリ(15インチ-GPU)であと100g〜200g軽くしてもらえればもっと早く購入していたと思います。

    1. g.O.R.i

      はぁーーー超分かりますそれーーー。13インチがさらに100〜200gも軽かったら最高だわ……でもそれで15インチも同じぐらい軽かったら15インチ選んじゃうんだろうなーって思いますwww
       
      dGPUは多分13インチに一生載せない気がしてならないので、やっぱりスペックを求めるなら15インチなんでしょうね。僕も15インチにしてよかったなと思っていることの1つとして、単体で作業しやすいっていうのはありますね。13インチより画面が広い分、15インチだけで作業する機会は格段に増えました。あと2019年モデルのキーボード、割とよくないですか??僕結構気に入っているんですよねぇ…w

      1. 通りすがりの読者

        すみません。書き方がおかしかったですね。 ようは15インチでGPUは無しか13インチのスペックでRAMを32GBまで対応のいづれかで200gぐらい軽くしてもらえればここまで悩まずに15インチをすぐに購入しただろうと、GPUを無くした分をバッテリに回すのでは無く軽量化の方向にしたスペックのものが
        自分に取ってベストだと!

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