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8コアと6コアのMacBook Pro、「Lightroom Classic」ではコア数の差がパフォーマンスに一部反映される模様

コア数の違いはRAW画像のJPEG書き出しで発揮するものの、それ以外は微々たる差

Macbook pro 2019 2018 lightroom classic tests

15インチ/8コアのMacBook Pro(2019)で「Adobe Photoshop CC」からRAW画像の書き出しに掛かる時間は、13インチ/4コアのMacBook Pro(2018)と変わらない、という身体を張った検証を行ったが、CPU性能に依存するアプリケーションであればコア数の違いによるパフォーマンスの差があるかもしれない。

調べていたところ、YouTubeチャンネル「Max Tech」が15インチ/6コアのMacBook Pro(2018)と15インチ/8コアのMacBook Pro(2019)で「Adobe Lightroom Classic」におけるパフォーマンスの差を検証している動画を公開していたので、紹介する!

RAW画像のインポートは変わらず、書き出しは20%高速化

まず、検証したのは4,200万画素のRAW画像を50枚読み込むのに掛かった時間は、両モデルともに5秒。2018年モデルと2019年モデルに差はなく、コア数の違いは現れなかった

編集作業においてもほとんど差が感じられなかったとのことで、唯一違いが見られたのは大きなブラシを使用した時のみだったという。

Macbook pro 2019 2018 lightroom classic tests 2

スマートプレビューの作成に掛かった時間もわずか4秒差だった。

スマートプレビューは、元の写真よりもはるかにサイズが小さいです。大容量の外部デバイス(例えば、NAS デバイスまたは外部ディスク)に元のファイルを保存することで、ストレージ容量の小さいデバイス(例えば、SSD ドライブ)でディスクの空き容量を確保できます。例えば、ハイエンドのデジタル一眼レフカメラで撮影した 500 の RAW 画像は、14 GB のディス容量を占める可能性があります。同じ画像のスマートプレビューファイルは、400 MB のディスク容量しか使用しません。

via Photoshop Lightroom Classic でスマートプレビューを使用した写真の表示と編集方法

差が出たのは、編集したRAW画像のJPEGへの書き出し。15インチ/6コアのMacBook Pro(2018)は3分17秒掛かっていたところ、15インチ/8コアのMacBook Pro(2019)は2分40秒で完了し、コア数が多いお陰で約20%高速化していることが明らかになった。

費用対効果を狙うのであれば2018年モデルでも十分

動画内では「Final Cut Pro」、「DaVinci Resolve」、「Adobe Premiere Pro CC」の様々なパフォーマンスの検証を行っているが、両モデルとも「Vega 20」をdGPUとして採用しているため、動画編集という観点では実質的に差はないと結論付けている。

写真および動画の編集作業に使える、持ち運び可能なハイエンドマシーンを選ぶ場合、排熱問題の克服やキーボードの改良などを見送っても良いのであれば、2018年モデルの整備済製品を狙った方が費用対効果は高いかもしれない。

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更新日2019年08月12日
執筆者g.O.R.i
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