13インチ型MacBook Pro（2020）、CPU4コア/RAM32GB搭載でGPU性能は30％向上か

13インチ型MacBook Proの新モデルと見られるデバイスの、ベンチマークデータが公開された。15インチモデルの代わりに登場したMacBook Proの16インチモデルに続き、2020年には13インチモデルもリニューアルされると噂されている。

公開されたのは、13インチ型MacBook Pro（2020）の「3D Mark」ベンチマークデータ。4コア/8スレッド、ベースクロック数2.3GHz（Turbo Boost時で最大4.1GHz）のIntel第10世代プロセッサ「Core i7-1068NG7」が搭載とされている。

メモリが32GB搭載可能な13インチ型MacBook Pro、近日中に登場か

第10世代CoreプロセッサのUシリーズとして「Core i7-1068G7」はあるが、「Core i7-1068NG7」は存在しない。「Vendor」の欄には「Apple Computer」と書かれていることから、MacBook向けの特別仕様と考えられる。

2020 13" Macbook Pro
> i7-1068NG7 2.3GHz base 4.1GHz boost 28W
> 32GB of RAM
> 2TB SSD pic.twitter.com/o4k6ymc6oJ

— _rogame (@_rogame) 2020年2月15日

ベンチマークデータには記載されていないが、情報を伝えた_rogame氏は13インチ型MacBook Pro（2020）はRAMが最大32GBまで搭載可能になると指摘。_rogame氏は、過去に16インチ型MacBook Pro（2019）に「AMD Radeon 5300M/5500M」の搭載を正確に予測した実績を持つ。

16インチ型MacBook Pro（2019）は、最大64GBのRAMが搭載可能だ。

2019年の上位モデルよりもGPU性能が飛躍的に向上

_rogame氏は、13インチ型MacBook Pro（2020）と13インチ型MacBook Pro（2019）と比較したベンチマークデータも公開。CPU性能は約12％、GPU性能は約30％の性能向上が見られている。

Time Spy

i5-8279U 4C/8T 2.4GHz base 4.1GHz boost + Iris Plus 655 with 128MB eDRAM 28W (2019 13" MacBook Pro)
vs
i7-1068NG7 4C/8T 2.3GHz base 4.1GHz boost 28W (2020 13" MacBook Pro) pic.twitter.com/Ogr4sfGGNa

— _rogame (@_rogame) 2020年2月15日

ただし、比較対象の13インチ型MacBook Pro（2019）は上位モデル（Core i5-8279U）であり、CTOモデル（Core i7-8569U）ではない。13インチ型MacBook Pro（2020）はCTOモデル（Core i7-1068NG7）の可能性が高く、最上位機種同士を比較した場合、性能差は縮まると見られる。

13インチ型MacBook Pro（2020）の発売時期は不明。一部では14インチモデルが期待されているが、ディスプレイの大型化を示唆する情報はない。新モデルはバタフライ式キーボードを廃止し、シザー式キーボードを搭載すると見られている。

（Source: Wccftech via 気になる、記になる…）