macOS Sequoia 15.2、正式リリース。気象情報がメニューバーから確認可能に
Safari のHTTPS強化とコンテンツ管理機能の刷新で生産性向上を実現
Appleは12月12日、macOSの最新バージョン「macOS Sequoia 15.2」を正式リリースした。
Safariブラウザでは、すべてのウェブサイトでHTTPSの安全な接続が自動的に試行されるようになった。また、履歴やブックマーク、パスワードの管理機能が刷新され、より直感的な操作が可能になった。
写真アプリでは、アルバム管理機能が強化され、お気に入りコンテンツへのアクセスが向上した。ポッドキャストでは、パーソナライズされた検索結果とカテゴリ管理により、コンテンツ探索が容易になった。
外部ディスプレイ接続時の発表者プレビュー機能が改善され、共有前にアプリや画面全体の選択が可能になった。また、メニューバーからワンクリックで天気予報にアクセスできる新機能も追加された。
macOS Sequoia 15.2のリリースノートは、以下のとおり。
macOS Sequoia 15.2のリリースノート
このアップデートには、“写真”の改善とSafariのスタートページをカスタマイズする新しいオプションに加え、Macでのその他の機能、バグ修正、およびセキュリティアップデートが含まれます。
写真
- “お気に入り”アルバムが“ピンで固定したコレクション”のほかに“ユーティリティ”コレクションにも表示されます
- “最近表示した項目”および“最近共有された項目”のアルバムの履歴を消去できます
Safari
- 新しい背景画像でSafariのスタートページをカスタマイズできます
- HTTPSアップグレードにより、すべてのWebサイトで安全なHTTPSの使用が試行されます
- 履歴、ブックマーク、およびパスワードの読み込みと書き出しが簡略化されました
その他の機能改善とバグ修正
- “探す”の“持ち物の位置情報を共有”を使用すると、AirTagまたは“探す”ネットワーク対応アクセサリの位置情報を航空会社などの信頼できる第三者と簡単かつ安全に共有することで、紛失した持ち物を見つけて取り戻すのに役立ちます
- ポッドキャストの“お気に入りのカテゴリ”で、お気に入りのカテゴリを選択すると関連する番組のおすすめが表示され、ライブラリから簡単にアクセスできます
- ポッドキャストの“パーソナライズされた検索結果”ページで、関連性の高いカテゴリやあなたの好みに合わせて編集されたコレクションがハイライトされます
- 発表者プレビューで、外部ディスプレイに接続しているときやAirPlayを使用しているときに、共有するもの(アプリまたは画面全体)を共有前に選択できます
- “株価”の時間外(立会時間前)の株価で、市場が開く前にNASDAQとNYSEの銘柄を追跡できます
- メニューバーに“天気”を追加すると、現在の気象状況をMacのメニューバーで確認したり、クリックして詳しい天気予報に素早くアクセスしたりできます
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できません。
このアップデートのセキュリティコンテンツについて詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/100100
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