macOS High Sierraの不具合:iMessageの受信遅延が起きていることが判明
「macOS High Sierra」にアップグレードした一部ユーザーから、iMessageの受信遅延が起きていることがAppleサポートコミュニティで報告されている。
Macを開いている場合、iCloudで繋がっているiPhoneやiPadなどのデバイスは通知を受信しないため、メッセージを受信したことに気付かない場合もあるという。
一時的な回避法は存在するが、根本的な解決策はない
数分間の遅延で済む場合もあるが、人によっては数時間も遅れて受信する場合があり、大事な連絡を見逃してしまう可能性がある。
この不具合について、一時的に回避する方法は存在する。「iMessage」を一度無効化し再度有効化する、または、MacからiMessageを送信することによって正常にメッセージが受信できるようになるという指摘もある。
ただし、これらはあくまでも一時的な回避法であり、根本的な解決には至らない。しばらくするとまた受信遅延が起きてしまうそうだ。
よって、今のところ根本的に解決する方法としては「macOS Sierra」にダウングレードする他、ない。
「WWDC 2017」で披露され、結局「iOS 11」の正式リリースには間に合わなかった「Messages in iCloud」に関係しているという見方もある。同機能は「iOS 11 Beta 5」の時点で機能は廃止され、将来的にアップデートで追加されると見られている。
(via AppleInsider)
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