コインチェック、来週中から一部サービスを再開へ 返金も来週中に実施
コインチェック株式会社は3月8日、仮想通貨NEMが不正アクセスにより外部へ不正送金され、一部サービスを一時停止するという事態について記者会見を実施し、来週を目処に一部サービスを再開し、補償も行うことを明らかにした。
BUSINESS INSIDER JAPANによると、流出した顧客のネムは総額5億2630万10XEM、対象者は約26万人。対象者には、1XEMあたり88.549円を返金するとし、返金額の総額は約466億円となる。
サービス再開に向けた取り組みとして、コインチェックはネットワークの再構築、サーバーの再設計および再構築、端末のセキュリティ強化、セキュリティ監視、仮想通貨の入出金等の安全性の検証などを挙げている。
また、システムリスク管理態勢の強化としてシステムセキュリティ責任者の選定と専門組織の設置、システムリスク委員会の設置、内部監査態勢の強化を実施し、経営体制の強化や監査役による監査機能の強化等を行い、再発防止に取り組むと発表している。
記者会見が行われた同日午前、金融庁はコインチェックに対し2度目となる業務改善命令を発令した。
記者会見の全文はログミーが書き起こししているので、読みたい人はこちらからどうぞ。
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2018.02.09
2018.02.09
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