超小型ワイヤレススピーカーをベビーカーに取り付けたら2歳の娘に好評だった
Ankerの「Soundcore Ace A0」を設置、音楽をiPhoneから流しつつもiPhoneを手元に置いておくことができるのは重要
Ankerが今年5月に発売した「Soundcore Ace A0」は同社史上、最も軽いワイヤレススピーカー。大きさは約56 x 56 x 36mm、重さは約62gとなっていて、2Wドライバを内蔵し、最大4時間の再生時間が可能。
正直、発売当初はこのスピーカーが誰のために存在しているのかさっぱり分からなかった。確かに小さくて持ち運びには最適だが、BBQにこれを持ってきたところで迫力に欠けるし、このサイズで4時間持つのは素晴らしいが、4時間でお開きになるBBQはそもそも音楽以前の問題がありそう。
ところがついに僕はこのワイヤレススピーカーが役立つ用途を発見した。「Soundcore Ace A0」のサイズと手軽さは、ベビーカー用ワイヤレススピーカーとして最高に使える!
フロントバーに巻き付ければ小さい音量でも子供を楽しませられる
移動中に子供を楽しめる方法はいくらでもあると思うが、我が家ではなんだかんだで音楽が流れいればそれなりにおとなしくしていてくれる。基本的には「いないいないばあっ!」のアルバムまたは個別の曲を連続再生することが多く、Eテレ様様。NHKの子供愛に感謝。
「音楽を流すならiPhoneをそのまま渡せばいいのでは?」という人は、本当に自分が日々肌身離さず持ち歩いているiPhoneを子供に預けていいのか、今一度考えてほしい。きっと無理だろう。少なくとも僕は無理だ。
ワイヤレススピーカーがあれば、音楽をiPhoneから流しつつ、iPhoneを手元に置いておくことができるので便利。子供も大人しくしてくれるので、地味に便利な子育てアイテムかもしれない。
「Soundcore Ace A0」は、購入時に同梱されているリストストラップをベビーカーのフロントバーに巻きつけて設置。向きがたまに下向きになったり上向きになったりするが、そう言う細かいことは気にしない。
うまく設置できると娘向きにスピーカーが向くので、周りが多少騒がしくても音楽はある程度聴こえるはず。
この距離でBGMとして音楽を流すだけなので、迫力のある音質は不要。4時間も再生できれば十分。娘も車で移動中に聴いている音楽をベビーカーの中でも聴けることにご満悦の様子。良かった、良かった!
注意点として、本体の裏側は1つの大きなボタンとなっているため、そこを押されると音楽を操作できてしまうため、子供が意図せずに音楽を止めたり変えたりしてしまう場合がある。
よって、本当は手が届かない位置にぶら下げられるとベストなのだが、残念ながら我が家のベビーカーにはそのような場所がなかった。スピーカーそのものが気になっていたのは最初だけだったので、特に操作される心配もなかった。
電車の中など人が密集している場所ではさすがに使いづらいかもしれないが、屋外で移動中に子供がぐずった時に音楽を流せることができれば、大人しくしてくれるかもしれない。本体も小さいのでベビーカーの中に掛けておいても邪魔にならない。
「Soundcore Ace A0」は2,000円。購入は下記からどうぞ!