【レビュー】SOUNDFORM ELITE Hi-Fi スマートスピーカー:使い所に悩む高音質
優れた音質、溶け込むデザインは魅力だが、Appleユーザーにとっては使い勝手が悪いスマートスピーカー
Belkin初のスマートスピーカー「SOUNDFORM ELITE Hi-Fi スマートスピーカー」をレビュー用に提供していただいたので、試してみた。サイズはHomePodと同程度で、ファブリックに覆われた本体は、部屋のどこに置いても溶け込むデザインだ。
搭載されているスマートアシスタントは、Googleアシスタント。本体にはタッチ操作可能なボタンが用意されているが、基本操作はGoogleアシスタント経由で行う。専用アプリは用意されておらず、初期設定はGoogle Homeアプリを使用する。初期設定は分かりづらい。
Google Homeアプリでは、低音と高音の調整が可能。デフォルトで指定する音楽サービスや連携するテレビも指定できる。
本体上部には、最大10Wのワイヤレス充電パッドが内蔵されている。便利そうにも思えたが、あえてスピーカーの上にiPhoneを置いて充電したくなる利用シーンが思いつかない。
SOUNDFORM ELITE Hi-Fi スマートスピーカーは、サウンドのパイオニアであるDevialet社の音響技術が採用されており、高忠実度・高再現性にこだわり、高品位な音質が特徴だ。音の体験は初めてではないが、自宅でも期待を裏切らないサウンドであることが確認できた。
SOUNDFORM ELITE Hi-Fi スマートスピーカーの音質には満足しているが、Appleのエコシステムにどっぷり浸かっている僕にとっては使い所が非常に難しい製品だ。
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