Samsungはこのブランド再構築案を採用するべき!新しいブランドロゴや製品ラインアップの差別化
【img via Aziz ~ visual designer】
SamsungはAppleファンから二番煎じだと叩かれることが多い。僕もたまにSamsungのテレビCMなどを中心に批判的な意見を述べることもあるが、過去に「Galaxy S2」「Galaxy S3」「Galaxy S4」「Galaxy S5」「Galaxy Nexus」を使っていた身としては言うほど嫌いではない。
確かにSamsungは他社が出した製品をそっくりそのまま模倣して、あたかも自分たちが革新的な製品を開発したような振る舞うことは多い。その点においてはビジョンがない企業と言われても仕方がないかもしれないが、元の製品に似ていると言われるほど模倣できるのはある意味凄いことだ。少なくともメーカーとして世界的に見ても高い技術力があると言えるだろう。
Samsungに足りないのはブランド力。何でも模倣するせいで多岐にわたる名前を各製品に付けたせいで、一般消費者は何が何だか分からない。普通の人が「Galaxy Tab S」と「Galaxy Note Pro」が同じタブレット・ファブレットシリーズに含まれることさえ、理解が難しいだろう。最近はスマートフォンの画面サイズも大きくなり、見ているデバイスがスマホなのかタブレットなのかも混乱する人がいてもおかしくない。
デザイナーAziz Firatさんが「Rebranding Samsung」と書かれたエントリーでSamsungのリブランディング案をまとめている。圧倒的にApple派の僕ではあるが、「これならいいかも!」と思える提案だったので、紹介する!
「Samsung」ブランドの問題点
まずは現行のブランドに関する問題点の洗い出し。現時点では端末がプラスチック製、作る製品はパクリという最悪なイメージがあるという。
【img via Aziz ~ visual designer】
端末のディスプレイ側にメーカーロゴを置きたがるが、これは非常にダサい。そして
「Samsung」のロゴ自体複数存在するのも問題だと指摘する。言われてみれば確かに複数のロゴを見かける。製品名に至っては3種類ものフォントが使われていて、カオス。
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冒頭でも紹介したが、タブレット・ファブレットシリーズに至ってはさらにカオスだ。こうして見ても一般消費者がこれらの違いを理解できるとは到底思えない。
【img via Aziz ~ visual designer】
新たに「S」のロゴで統一
そこで提案しているのが以下の新しいロゴ。「Samsung」の「S」だけではなく、「Simplicity」「Quality」「Unity」の3つの意味を込めて作られたとのこと。
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デバイスのバックパネルも新しいロゴでシンプルに!
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また、製品数がありすぎて一般消費者に何が何だか分からないという問題点についてはそれぞれの商品ジャンル別にカラーを決め、視覚的に違いを分かりやすくすることを提案している。これはなかなかの名案!
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スマートフォンである「Samsung Galaxy Phone」シリーズ。
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タブレットである「Samsung Galaxy Tab」シリーズ。
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コンピューターのラインアップは「Samsung Computers」シリーズに。
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個人的に一番「おっ!」と思ったのは直営店の変わりっぷり。これは今の店舗に比べたら良いのでは!
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上記で紹介した画像以外にも多数の画像が公開されているので、気になる人は以下からどうぞ!
(via The Next Web)