Operaの元CEO、パワーユーザー向けの新ブラウザ「Vivaldi」を発表!
世の中には多数のウェブブラウザが存在する。僕がメインで利用しているChromeの他、AppleのSafari、根強い人気のあるOpera、最近デフォルトの検索エンジンをYahooに切り替えたFirefoxなどがある。
もちろん、Internet Explorerのことを忘れている訳ではない、スルーしているだけだ。
既に激しいシェア争いが繰り広げられているブラウザ市場にまた新しいプレイヤーが参入を表明した。Operaの元CEO兼共同創設者であるJon von Tetzchner氏がパワーユーザー向けの新しいウェブブラウザ「Vivaldi」を発表した!
Chromiumのレンダリングエンジンをベースにした爆速ブラウザ
Vivaldiは現在テクニカルプレビュー版を公開している段階で、正式リリースはまだ先になる模様。Mac、Windows、Linuxで試すことができる。
Chromiumのレンダリングエンジンをベースに開発されているそうだが、Operaの元CEOによる新しいブラウザであるため、「Speed Dial」機能やマウスジェスチャーをはじめとしたOperaユーザーにお馴染みの機能が盛り込まれている。
もちろん、独自の機能も用意されている。複数のタブを1つのタブにまとめる機能は、僕のように大量のタブを開く癖のある人にとっては重宝しそうな機能だ。ブラウザ内で表示しているページに対して直接メモとスクリーンショットを残すことができる機能もある。
僕も早速ダウンロードしてみたが、日本語のメニューも用意されていて、設定項目もシンプルで見やすい。何よりもページの読み込み速度が笑えるほど速い。個人的に体感速度が速いと思っている「OS X Yosemite」のSafariに匹敵するぐらい、爆速なブラウザだ。
なぜOperaの元CEOはわざわざ新しいブラウザを開発したのか。The Next Webによると、「今あるブラウザはどれもシンプルで提供している機能が似たり寄ったりだから」とVivaldiの共同創設者であるTatsuki氏はコメント。パワーユーザー向けに、よりパワフルなブラウザを提供したかったため、Vivaldiに着手したそうだ。
まだテクニカルプレビュー版であるVivaldiだが、今後はパフォーマンスの向上を進めるとともにメール機能や拡張機能を用意するとのこと。長年Operaを愛用してきた人にとっては今後乗り換えを検討したいブラウザになるかもしれない。
Vivaldiのダウンロードは以下からどうぞ!
(via The Next Web)