Apple、HomeKitにようやく本腰か 純正アクセサリを開発との噂も
GoogleとAmazonに完全支配されているスマートホーム市場をもぎ取るための準備を開始か
Appleはスマートホームソフトウェアとデバイスの開発チームの人材募集を強化しているとBloombergが報じている。現状、GoogleやAmazonの2社によってほぼ支配されていると言っても過言ではない。
公式サイトでは15件の募集要項を公開し、すでにAmazonやQualcommからエンジニアやマネージャーをヘッドハンティングしたとされている。
HomePodの低価格モデルも来年登場との噂
現状、Appleが用意しているHomeKit対応アクセサリは「HomePod」のみ。音質は高く評価されているものの「スマートスピーカー」としては評価はされず、売れ行きは決して好調ではないと見られている。
これを打開する対策として、Appleは低価格版「HomePod」を2020年に発表すると噂されているが、スマートホームに対応するアクセサリがなければスマートホーム市場への存在感を示すことは難しそうだ。
Appleは昨年、HomeKitサポートをするための要件をハードウェアではなくソフトウェアのみに改良したものの、一部メーカーからはHomeKit対応にはコストが掛かり、認証に時間が掛かるとの声も挙がっているそうだ。
ホームセキュリティカメラの開発に意欲?
Appleは数年前、ドアやキャビネット、窓の開け閉めに関するモジュールを含む、幅広いジャンルのスマートホームアクセサリを開発していたとされているが、関係者の情報によると、それらは当時頓挫してしまったとのこと。今後、また再開される可能性もあるのだろうか。
募集要項によると、Appleはホームセキュリティカメラに関心がある模様。iOS 13からはiCloudを利用したエンドツーエンド暗号化が可能な録画機能「HomeKit Secure Recording」を用意していることから、それを活かす純正アクセサリを開発する計画があるのかもしれない。
HomeKit計画って最初見たのがゲーム機PCエンジンのCore構想やピピンアットマーク、SONYのVAIO、プレステ1&2とか、拡大解釈すれば机上の空論WILLプロジェクト等でかれこれ30年もどこも頓挫して出来ていないんですね…(´・ω・`)
今のところHomePodとかろうじてCarPlay、ある意味Sidecarが出来ているという所ですかね。