【レビュー】15インチ型「MacBook Pro (Late 2016)」Touch Barモデルーーファーストインプレッション

MacBook Pro Late 2016 15inch model
僕の手元にも15インチ型「MacBook Pro (Late 2016)」がやってきた。今回、僕が購入したモデルのスペック情報は下記の通り:

  • 2.9GHz Quad-core Intel Core i7
  • 16GB 2133MHz LPDDR3 SDRAM
  • Radeon Pro 460 with 4GB VRAM
  • 2TB PCIe-based SSD
  • Four Thunderbolt 3 ports
  • Touch Bar and Touch ID

一言で言うと、フルカスタマイズモデル。CPU、GPU、SSDはいずれも積めるだけ積んだ状態にしてあるため、理論上では今回発売された新型「MacBook Pro」の中でも最もハイスペックということになる。

まだ使い始めて間もないが、まずは手に入れた15インチ型「MacBook Pro (Late 2016)」Touch Barモデルのファーストインプレッションを紹介する!

USB-Cポートオンリーはすぐ慣れる!周辺機器対応待ち

今回発売された新型「MacBook Pro」に関しては不満を爆発させているユーザーが多いようだが、個人的にはほぼ事前の噂通りのものが発表されたということで特に驚きも無ければ不満もなく、むしろガラッと変わるアレコレを使いこなすのが楽しみだった。

そのうちの1つがUSB-Cポート。事前に色々とアダプタやケーブルを揃える必要はあったものの、手元に揃っていれば何も困らない。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
MagSafeが無くなることに絶望している人も多いが、ハッキリ言って一瞬で慣れるので心配無用。挿し込むのに少し力とコツが必要だが、慣れてしまえばMagSafe並に快適。むしろ、MagSafeと異なり4つのポートどれからでも充電できるというのは便利だ。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
強いて言えば、全てのポートがUSB-Cになったことによって前の15インチ型「MacBook Pro」から移行するのが少々面倒だった。アダプタは必須になるので「後で必要になったら買えば良いや」と思っているとそもそもデータを移行できずに行先を阻まれることになる。先に買っておきましょう。

SDカードスロットはアダプタを買えばいいだけの話

Mac本体からSDカードスロットが廃止された最新モデル。SDカードを読み込むためにはアダプタが必要だ。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
今回、僕は転送速度が速いと噂の「SanDisk Extreme Pro SD UHS-II Card USB-C Reader」を買ってみた。別途レビュー記事で紹介するが、SSDの高速化も合わさって以前のSDカードスロットよりも圧倒的にデータの移行時間が短縮された。最高。

よって、SDカードスロットの廃止は全く困っていない。確かに常にアダプタを持ち歩いていなければならないという手間は発生するが、忘れないように充電アダプタと一緒に入れて持ち運ぶか、自宅用と持ち運び用2つ用意するすればOK!

MacBookより打ちやすい第2世代バタフライキーボード

キーボードは各キーが大きくなり、キータッチが圧倒的に浅くなった……はずなのだが、打ち心地は悪くない。12インチ型MacBookを使っていたからかもしれないが、12インチ型MacBookよりも打ちやすいような印象はある。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
気になることがあるとすれば、キー打音だろうか。ペチペチした音が鳴るため、ハードタイパーは以前に比べて音が大きくなり、周りから白い目で見られること間違いなし。恐らくキータッチが浅くなったことによって指先も疲れると思うので、これを期に優しいキータッチを身につけると良さそうだ。

また、実物を手にして分かったのだが、キーボードと「Touch Bar」の高さが同じなので、行き来しても違和感がほとんど無い。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
「Touch Bar」はキーボードの一部なので当然と言えば当然かもしれないが、非常によくできているなと感じたポイントの1つだったので記しておく。

「Touch Bar」は使いこなせば便利になりそう

何と言っても新型「MacBook Pro」の注目機能は「Touch Bar」。ファンクションキーの代わりに有機ELディスプレイ技術を搭載した、横長のRetinaタッチディスプレイだ。

まだ手にしてから間もないがこの先意見が大きく変わるかもしれないが、今のところ「Touch Bar」の存在は無視していても全く困らない。むしろ、ふと視線を向けた時に「あ、こんなボタンが表示されるんだ、覚えておこう」という気軽な感覚で使っていると意外と便利な存在に思えることも多い。

例えばSafariを起動するとワンタップでウェブ検索やタブを追加することができる。「command + L」もしくはアドレスバーをクリックして検索ワードを入れるよりもワンタップでフォーカスが合うので便利だ。
MacBook Pro Late 2016 15inch model
ブックマークのファビコンがこのように表示されるのも面白い。目立つファビコンであればマウスで操作するよりもよっぽど簡単だ。
MacBook Pro Late 2016 15inch model
もちろん、まだまだ発展途上の機能であることは忘れてならない。世間の「Touch Bar」に対する期待があまりにも高いので実際に使おうとすると「分かりづらい」「対して何もできない」「普通のファンクションキーの方が便利」という結論になってしまうのかもしれないが、できたてホヤホヤの新機能なので未熟であることは当たり前。

純正アプリでも「何がしたいんだこれ」という使い方もある。例えば、Safariで開いているタブを「Touch Bar」に表示させる機能はどう考えても無駄。小さいし、見づらいし、押しづらいし、よくAppleもこれをアピールしたなと思えるほど役に立たない。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
今後サードパーティ製アプリが対応し、通常のファンクションキーより便利になる日がくるはず。まだ時期が早すぎるだけ。

逆に言えば、現時点で既に「Touch Bar」のために買い換える必要性はないと断言できる。買い換えるほどの魅力はまだ、ない。

「esc」キーを誤って押してしまう癖が発覚

僕はどうやら「esc」キーを多用していたようで、常に指を上に置いた状態で操作していることが多かったことが発覚。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
そのため、OKを押したいのにキャンセル、ウィンドウを開きたいのに閉じてしまうなど、色々と誤操作を行ってしまったが、すぐに慣れた。指を「esc」キーの少し左に置けば解決いいのだ。

問題はアプリケーションがクラッシュし、システム全体が応答しなくなった時。既に1回経験しているのだが、「command + alt/option + esc」が使えないため、電源ボタンの長押しで強制終了からの再起動が正解のようだ。

トラックパッド、大きすぎ!3本指動作しないのは困る

トラックパッドはとんでもないサイズになった。巨大だ。巨大だが、「iPad Pro」で研究し尽くされたパームリジェクション技術を取り入れているのか、キーボードを触っていても誤動作が起きることはまったくない。大きくなったことによってトラックパッドジェスチャーで指がはみ出ることも一切なくなった。

MacBook Pro Late2016 Trackpad 01
ただ、3本指ドラッグが正常に動作しない不具合は非常に不便。僕は3本指ドラッグを多用しているので、一刻も早く修正してもらいたいところ。

「Touch ID」は最高!対応アプリが増えることに期待

個人的には「Touch Bar」よりも「Touch ID」に対応したことの方が重要であるように思える。「Touch ID」に対応しているお陰で「1Password」のマスターパスワードの入力を省略でき、ログインする時も指を電源ボタンに置くだけでロック画面を解除してくれる。最高かよ。

MacBook Pro Late 2016 15inch model
電源ボタンに埋め込まれているという不安はあったものの、電源ボタンと一体化していることによるトラブルは特に遭遇していない。

MacBook Pro Late 2016 15inch model

スピーカーの音質と音量が大幅に向上していてビックリ

Mac本体のスピーカーがイマイチだったのは過去の話。

15インチ型「MacBook Pro (Late 2016)」Touch Barモデルーーファーストインプレッション
最新モデルのスピーカーは驚くほど音質が良い。自宅の一室や学校の小さめな教室であればわざわざワイヤレススピーカーなどを使う必要がないぐらい、大音量で低音もしっかりとした音を流すことができる。

薄く、軽く、快適になった新型「MacBook Pro」

MacBook Pro Late 2016 15inch model
他に細々とした感想はここでまとめておく。

今回購入したモデルはスペースグレイモデル。やはり伝統あるシルバーも良いが、「iPhone 7 Plus」のジェットブラックモデルに「Apple Watch Series 2」のブラックステンレススチールモデルとの相性を考えるとスペースグレイモデルの方が良い。

新型「MacBook Pro」は本体が0.25cm薄くなり、幅が0.96cm小さくなり、奥行きが0.64cm小さくなり、重さが0.21kg軽くなった。正直なところ、比較すると確かにその通りであることは分かるが、単体で見てもその違いはいまいちよく分からなかった。


本体を開くと自動的に電源が入るという新仕様には驚いたが、電源ボタンを押す手間がなく、便利だ。起動音が鳴らないのはやはり不安なので、再度有効化するかもしれない。


使っていて最初のうちは本体がかなり熱くなっていたが、データの移行を完了後は熱さもなくなり、冷却性能が向上していることが伺えた。特に、4Kディスプレイに接続しているだけでファンがすぐに回り出す2015年モデルとは異なり、2016年モデルは同じ環境で使用しても非常に静か。これには感心した。

ディスプレイが2015年モデルと比較して67%明るく、コントラスト比も67%高く、標準的なRGBより25パーセント多い色を使用していることができるようになったらしいが、今のところ僕の目で確認できるのは明るさぐらい。輝度を最大にすると少し目が疲れるほど明るい。

そしてディスプレイのアンチグレア性能が向上したようで、反射が抑えられ画面が見やすくなっている。屋外で作業しても見やすいかもしれない。

今のところ15インチ型「MacBook Pro (Late 2016)」Touch Barモデルのファーストインプレッションはこのぐらいだ。もちろん、。15インチならではの広い画面は健在。ディスプレイに繋がなくても快適に操作できるのは15インチならではの強み。

バッテリー性能も改善され、公称値では2015年モデルから1時間伸びていることになっているので試すのが楽しみだ。

アプリケーションの使い勝手やパフォーマンスの良し悪しなどは今後チェックしてく予定なので、これをチェックして欲しい、これのパフォーマンスを教えて欲しい、などの要望があればTwitterFacebookページでコメントをもらえれば代わりに調べられるように頑張ります!

新しい相棒との生活が楽しみすぎるぜ!ヒャッホイ!


 新しいMacはCPUやRAMが自由にカスタマイズできるApple公式サイトから購入するべし!

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