Vision Pro、”SE”的な低価格モデルは用意されないかも……
計画が中止された可能性。Vision Proの第2世代モデルは2027年登場か
Appleの空間コンピューター「Vision Pro」の低価格モデルは登場しない可能性がある。Apple情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が明らかにした。
2024年より発売が予定されているVision Proの出荷台数みも、業界予測の100万台を下回り40万〜60万台になると予測。Financial Timesは今年7月、ソニー製ディスプレイの歩留まり率の低さなどにより、40万台を下回る生産数になると報じていた。
製品の歩留まり率だけではなく、価格も懸念材料の1つだ。「劇的な価格改定を行わなければ、2025年以降の出荷台数増加は見込めない恐れがある」と警報を鳴らす。
Apple may have canceled the low-cost Vision Pro version plan (with market consensus expecting a 2025 launch). Unless Apple significantly reduces the price of Vision Pro, the anticipated significant shipment growth in Vision Pro shipments starting in 2025 may not materialize.
Vision Proの第2世代モデルは、少なくとも2027年前半まで登場しないと見られる。裏を返せば、Appleの空間コンピューター製品は今後3年間、Vision Pro以外発売されないことになる。
「技術的な観点では素晴らしいユーザー体験を実現する」と前置きした上で、「この製品の必要性を明示する必要がある」として、すぐにはiPhoneを置き換える主力商品にはならないとMing-Chi Kuo氏は指摘している。
金額だけみると高いけど性能に対してだとすでにだいぶ安く見える…🥹