Apple、iPhoneを分解して希少資源を回収する最新鋭ロボット「Daisy」を発表
Appleは米国時間4月19日、同社のリサイクルに対する継続的な取り組みの一環として、より効率的にiPhoneを分解して希少資源を回収することができる最新ロボットの「Daisy」を導入したことを発表した。
2016年発表の初代回収ロボット「Liam」から引き継ぎ
多年にわたる研究開発から生まれた「Daisy」には、Appleが2016年に導入した最初の分解作業ロボットのLiamから得た知見を基本に、革命的ともいえるテクノロジーが採用されているとのこと。
「Daisy」は部分的にLiamと同じ部品で作られ、9種類のiPhoneを分解し、含まれる高品質の部品をリサイクル用に分別することができる。
驚くべきは、その作業スピード。「Daisy」は、1時間に最大200台のiPhoneを分解し、部品を取り外し、分別することができる。導入したことにより、Appleは従来のリサイクル手法では回収不可能だった素材を、より高い品質で回収することが可能になった。
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