Apple、ゴールドマン・サックスと手を組みクレジットカードを2019年後半に発行か

Appleは金融大手のゴールドマン・サックスと手を組み、クレジットカードの発行を開始するとWSJが伝えている。昨年5月にも両社が「Apple Pay」ブランドのクレジットカードを準備していて、早ければ2019年初頭に発表すると報じていた。
通常2%還元、Apple製品はそれ以上になる可能性も
複数の関係者によると、新カードはiPhoneの「Wallet」アプリと連動。予算設定、残高管理など、家計管理が可能になるという。
関係者によると、「Wallet」アプリの新機能はAppleの「アクティビティ」アプリから着想を得たという。目標に対し運動量が不足している時やあと少しでリングが完成しそうな場合などにおいてユーザーに通知が送られる仕組みと同様に、普段よりも日用雑貨費や食費が通常よりも多い場合にユーザーに知らせる機能などが検討されているそうだ。
「iOS 12.2」では「Wallet」のUIが見直されていることも確認されているが、これは新カードに合わせて調整を行っている可能性もありそうだ。
情報によると、今後数週間のうちにApple従業員に配布され、内部テストを実施。正式リリースは今年後半になると予想されている。
また、ほとんどの買い物に対して約2%のキャッシュバックが付与され、Apple製品やサービスを対象として利用した場合はより多くの還元が得られる可能性があるとのこと。
「サービス」部門の売上に直結、「Apple Pay」の利用者増も期待
「サービス」部門をAppleの業績を伸ばす重要な要因として位置づけているからこそ、クレジットカードの発行は売上に貢献してくれることが期待される。
Appleはすでに「Apple Pay」を通じて決済サービスを提供しているが、「Apple Pay」が使われて初めてAppleに手数料が入る仕組みとなっているため、ユーザー数が増えてきているとは言え大きな売上にはなっていない。
クレジットカードを発行することによって、「Apple Pay」を使わなくても決済手数料が入るようになり、売上増が期待できる。また、iPhoneとの連動機能提供により、「Apple Pay」の利用者拡大に繋がる可能性もある。
新クレジットカードの発行は、ユーザーにとってはiPhoneと連動する唯一のクレジットカードとして家計簿を管理しやすくするというメリットもあるが、Appleにとっては新たな収入源の確保になりそうだ。
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