やめとけ？Apple初売り2025で買わずに新製品を待つべき4つの製品

「欲しい時に買うのが買い時」とは言うものの、新製品の噂で注意するべき商品がこちらです

Appleの初売りは、1月2日（木）0時よりスタート。5日までの4日間開催される。MacBook Airシリーズの購入で最大30,000円分、iPadシリーズで最大15,000円分、iPhoneシリーズで最大11,000円分のApple Gift Cardが付与される他、楽天リーベイツを経由することで最大4％ポイント還元が得られる。

すでに新製品の噂を踏まえて、Apple初売り2025で買うべき商品は紹介しているが、本稿では2025年に登場すると噂されている新製品情報を踏まえてAppleの初売りで購入を見送るべきアイテムを、理由と共に解説する。

当たり前だが、お金の使い方は個人の自由だ。本記事では「この製品は買ってはいけない」と言いたいのではない。欲しいときに買うのがベストであることは大前提だが、Apple製品は高い。「待てばよかった……」と後悔しないために参考にしてもらいたい。

iPhone SE

「は？Apple初売り2025で買うべき商品では買うべき、って言ってたのに今度は買うべきではない、って言うとかあり得なくない？サイコパスゴリラ？」と思った人はちょっと待って欲しい。

iPhone SEは2025年、待望となるモデルチェンジが行われる。筐体は大幅にアップグレードされ、iPhone 14の筐体をベースに有機ELディスプレイ、USB-Cポート、アクションボタンなどを採用すると見られている。

「最近のiPhoneはオーバースペック」、「使わない機能が多い割に価格が高い」と感じている人にとって、新型iPhone SEは非常に魅力的な機種になるはずだ。よって現行モデルを見送るべき十分な理由になるだろう。

AirPods Pro（第2世代）

AirPods Pro（第2世代）は、最新モデルを買いたい人であれば購入を見送るべきだ。2022年9月に発売されて以来、3年ぶりとなるアップデートが今年後半に期待されている。

AirPods Maxに当面大幅アップデートがないと報じられていることから、AirPods Proは実質的にAirPodsシリーズのフラグシップモデルだ。次期モデルは心拍数センサー搭載するなど、最先端の機能が搭載されるだろう。

僕自身、自宅ではAirPods 3とAirPods 4の使用頻度が高いが、外出時はノイズキャンセリングと外音取り込みモードの音質が安定しているAirPods Pro（第2世代）を必ず選ぶ。急ぎで無ければ、購入は見送ったほうが良いだろう。

HomePodとApple TV

HomePodとApple TVはアップデートのペースが遅く、進化幅も”誤差の範囲”と言えるほど目新しさがないため、毎年初売りでは「買うべき製品」として紹介していた。

しかし、今年は違う。HomePodシリーズは、HomePod（第3世代）とHomePod mini（第2世代）の登場が噂されている。既存モデルのアップデートであれば「買うべき製品」に入れていたところだが、今年は7インチディスプレイ・A18チップ搭載の新型HomePodを2025年投入する噂がある。

最近のAppleにありがちな「Pro」や「Ultra」などを付けた最上位モデルとして登場する可能性があり、価格帯は高くなることは容易に想像できるが、歴代HomePodの所有者として「ディスプレイが付いてたらもっと使っていただろうな」と思うことは多い。Amazon EchoユーザーもShowシリーズが使いやすいと主張するのと同じように、HomePodもディスプレイ付きのほうが何かと用途が広がるはずだ。高くても、実物を見たら欲しくなる可能性がある。

一方でApple TVは単体の情報はないものの、Apple TV、カメラ、HomePodを組み合わせたリビングルーム向けのデバイスが開発中であるとBloombergのMark Gurman氏が伝えている。7インチ型HomePodはApple TVを兼ねるデバイスになる可能性も踏まえ、HomePodとApple TVをどちらも見送るべき製品とさせてもらった。