Dong Nguyen氏が真相を語った!「Flappy Bird」を取り下げた本当の理由は「依存度が高いアプリだったから」
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「Flappy Bird」をApp Storeから取り下げた本当の理由は何か。任天堂に刺されたのか。ランキング操作をしたのか。
様々な憶測が飛び交っている中、Forbesが開発者であるDong Nguyen氏に取材することに成功した模様。本人曰く、「Flappy Bird」を取り下げた本当の理由は「依存度が高いアプリだったから」と語っている。
依存度が高いアプリであることに何の問題があったのか
Dong Nguyen氏によると、「Flappy Bird」は絶対に復活することはないとのこと。いつかはApp Storeに戻るだろうと目論んでいる人、残念。開発者はもう二度と公開する気はないようだ。
同氏はアプリを取り下げてから公の場でコメントしたのはこれが初めて。曰く、「『Flappy Bird』はリラックスした状態で数分間でプレイできるようにデザインされた」ものの、「蓋を開けてみたら依存度が高いアプリになってしまったため、これを解決するためには『Flappy Bird』をApp Storeから下ろすしかなかった」と語る。
インタビューによると、Nguyen氏はアプリのコンセプトとして「スキマ時間をリラックスして埋めることができる」ということを最重要ししているように見受けられる。取り下げるという決断に至った最大の理由は「罪悪感」だと同氏は語る。他に公開している「手裏剣をブロック」や「Super Ball Juggling」に関しては「harmless(無害)」とし、今のところ取り下げる予定はないと言っているが、「Flappy Bird」のようなことになれば取り下げることも躊躇しないとコメントしている。
Dong Nguyen氏は「Flappy Bird」を取り下げたものの、今後も新しいアプリは作ると宣言している。ちなみに、アプリを取り下げた後に公開されている大量の「Flappy Bird」クローンについては特に訴える予定もなく、パクリアプリの1つである「Ironpants」は既にプレイ済みで「なかなかいいゲームだ」と褒めていたようだ。
Dong Nguyen氏さん、お疲れ様でした!次作、楽しみにしてます!
(via The Next Web)