エンバカデロ・テクノロジーズの「RAD Studio XE7」を使ったAndroidアプリ開発体験という拷問を楽しんできた!【PR】
神は僕にプログラミングにおいて必要とされるスキルを与えてくれなかった。そう信じずにはいられない。
僕はプログラミングが必須である慶応大学湘南藤沢キャンパス、俗にいうSFC出身だ。プログラミングは必須科目だ。卒業論文の実験においてもFlashを利用したプログラムを書いて実験結果(と呼べるほど立派なものではないが)とともに提出した。
僕は本当にプログラミングができない。在学中相当苦しんだので、この先プログラミングすることはほとんどないだろうと思っていた。
ところが生きていると何があるか分からない。プログラミングセンス皆無の僕が皆無の僕がなぜか某日、エンバカデロ・テクノロジーズのオフィスにて同社が提供する「RAD Studio XE7」を使ったAndroidアプリ開発体験に参加することになっていた。なんてこったい。
プログラミングに苦手意識しかない僕にとってはまさに拷問!トーチャーである!ただ、90分間戦い抜いた結果、こんな僕でもAndroidアプリを作ることができた!
この貴重な体験を写真とともに紹介する!
目の前に出されたWindows PCでノックアウト寸前
道を間違えて開始時刻ギリギリに到着した僕の前の前にあったのはなんとWindows PC。もうこの時点でノックアウト寸前だったが歯を食いしばって頑張ることに。
今回使用する「RAD Studio XE7」はiOSやAndroidアプリなど、マルチデバイス対応のアプリケーション開発を可能にするツール。単一のコードから異なるOSを搭載するデバイス向けのネイティブアプリを開発することができるのが強み。他にもデータベースがどうのこうの、ビジュアル開発がどうのこうのと、作業の説明を担当した伊賀敏樹さん楽しそうに語っていたが、正直僕には知識不足でよく分からなかった。
今回Androidアプリを作るにあたって動作確認用に「Nexus 7」が用意された。
Delphiを使ったマルチデバイスアプリケーションを作るとのこと。昔、「Delphi」と書かれた本が父親の本棚にあったことを思い出した。
Androidアプリを作るので、「Android」を選んだ。
伊賀さんに言われる通り進めていると何か頭の良さそうな画面が表示された。インデントをしっかりしないと後々混乱する大量の文字列を画面で見ることになると思っていたが、どうやらこのような画面で開発するようだ。これが、「ビジュアル開発」らしい。
アプリの部品となるコンポーネントやプロパティなどを選択したりドラッグ・アンド・ドロップすることによってアプリの開発を進める。難しいことには変わりないが、これならまだ僕にもできる!
テンションが上がってきたところで今回僕が見ずに済むと安心し切っていた画面が目の前に。
プログラミングは英単語が使われるので、帰国子女である僕はきっとある程度分かるだろうと自分に言い聞かせ挑んできたが、やはりよく分からない。ただ、今回はあくまでもアプリ開発体験なので大丈夫。困ったら伊賀さんが助けてくれる。
あの部屋で「コンパイル」と聞いて鳥肌が立っていたのは僕だけだろう。コンパイル画面が固まっているのを見て大学時代の恐怖が蘇ってきそうになったが、単に処理待ちというだけで無事コンパイル終了。
早速「Nexus 7」にアプリを移し起動してみると…立ち上がった。僕が(言われるがままに)操作して作ったAndroidアプリが「Nexus 7」で動作いているのだ。これはなかなか感動的だ。
作っていたのはカメラアプリ。この通り、写真撮影もバッチリ!
「RAD Studio XE7」の簡易版、「Appmethod」もチェック!
無事アプリ開発体験が終わったところで僕は1つ大事なことに気が付いた。「RAD Studio XE7」は僕のようなプログラミングができないような人が使うのではなく、既にアプリを開発をしていて、iOSだけではなくAndroidなど複数のプラットフォームでネイティブアプリを効率的に制作したい、という人向けのツールだ。
本来、「RAD Studio XE7」は通常アプリデベロッパーが四苦八苦しているような作業を非常に簡単に行うことができるような機能や仕様が詰まっている。詳細は公式ページにあるが、その分価格もなかなかのもの。用意されている4つプランのうち、一番下である「Professional 」でさえ212,000円。フル機能を30日間限定で試すことができるトライアル版もあるので、気になる人はこちらからどうぞ!
さすがに一般的にはこの金額を出すことができる人の方が少ないはず。代わりに「RAD Studio XE7」の機能を簡略化し、クレジットを掲載すれば無料で使うことができるツール「Appmethod」が紹介されていた。
当然、簡略化されたツールとなっているため、利用できる機能も一部制限される。コンポーネントの数は少なく、開発可能なデバイスはAndroidでディスプレイサイズは6インチ以内までとなっている。
どうなるかと思ったアプリ開発体験、意外と楽しかった!
アプリ開発なんて絶対に無理だ、と頭を抱えながら向かったアプリ開発体験だが、伊賀さんはじめスタッフの方々が手取り足取り教えて下さったということもあり、とても楽しい時間を過ごすことができた。全くもって拷問ではなかった!
特に最後に触れておきたいのは説明をして下さった伊賀さんについて。なんと、まだ「ブログ」というものができる前からテキストサイトのようなウェブサービスを運営していたとのこと。非常に熱い人で、体験会のあとの雑談で人柄の良さを実感。バリバリのエンジニアでありながら、非エンジニアである僕の気持ちや考えを尊重して下さる、非常に素敵な方だった。
伊賀さんのいるエンバカデロ・テクノロジーズなら、手厚い対応をしてくれるはず!来年早々にiOS版とAndroid版を出せと詰められている人、良いアプリ開発ツールを探している人、もし「RAD Studio XE7」や「Appmethod」が気になったらこちらから問い合わせしてみるべし!