「乗鞍新登山道整備2017」に参加!山の楽しさと大変さを経験

乗鞍新登山道整備2017:河村さんと

「山を舐めるな」とはよく耳にするが、山は本当に舐めたらダメだ。2017年7月14日に開催された「乗鞍新登山道整備2017」に参加し、登山の素晴らしさと難しさを同時に体験することができた。

クラウドファンディングで参加募集が行われたこのイベントは数日で枠が埋まり、結果的に一般参加者33名を含む、メーカー・山岳関係者、地元の関係者を含む76名で登山道の整備を実施。

今回のイベントは、gori.meとぱくたそも関係者として参画。本来であれば登山道整備も体験したかったが、ハッキリ言って登山のド素人としてはリスクが高すぎる、と判断。参加者は標高2,600メートルの平湯温泉下山口から下山し、途中で登山道整備にあたる、というコースだったが、僕らは最初のチェックポイントである硫黄岳まで下り、再度スタート地点に戻るという計画に変更。

参加者と比較して短く、負担の少ないコースではあるが、初心者の僕達にとってはこのコースさえも試練の連続だった。登山の難しさを思い知ったので、大量の写真とともに紹介する!

そもそも「登山道整備」とは、何が行われたのか

そもそも「登山道整備」とは何か。コンディションによっては足を滑らしかねない乗鞍新登山道に、足をしっかりと置くことができる階段を作る、という企画だ。

実際、今回行われた登山道整備は階段と階段を支える杭はいずれも木材を使用していたが、僕が歩いた頂上付近ではこのような階段が整備されていた。歩いていると、このような階段の存在は歩く上で非常に重要な存在であることが分かった。
乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

登山道整備を行う皆さんはこのような土木工事用のツルハシやハンマーと、予め自身の名前や企業名を掘ってある階段用の木材を背負って下山していった。
乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

実際に登山道整備する方々が出発した時の様子。僕も今回の登山道整備参加にあたって全身しっかりとしたウェアを購入したが、当然ながら他の参加者も本格的なウェアを身にまとっていた。
乗鞍新登山道整備2017:登山中のみんな

登山をするにあたって勉強になったのは、服装の重要性。ちゃんとした山を登るのであれば、ちゃんとした格好をしなければならない。大きな出費ではあったが、しっかりと準備して本当に良かった。

というのも、実はこの日はもともと雨予報だったことから、突然の豪雨に打たれ、大変なことに。しっかりと雨から身を守ってくれるウェアだからこそ問題なかったが、機能性が不十分なものを着ていたとしたら、場合によってはそれまでのかいた汗が冷え、体調不良になっていた可能性もある。

アウターだけではなく、インナーも重要。参加者全員に配布されたfinetrackのドライレイヤースキンメッシュは汗冷えを防いでくれた。その上に着用した「ドラウトフォースジップネック」は今回の登山道整備オリジナルデザイン。

靴も重要だ。適当な靴を履いていたら突然の雨によってコンディションが悪化した道を安全に歩くことができなかったかもしれない。

歩いた登山道は想像よりも遥かに本格的だった

僕らが歩いた頂上付近の登山道はまだまだ整備されている方だったそうだが、それでも初心者の僕にとっては想像以上に本格的な山道だった。道、と言っても極めて細い場所となっていて、一歩踏み違えれば転がり落ちてしまうような場所も当たり前のように歩いた。
乗鞍新登山道整備2017:道なき道?

乗鞍新登山道整備2017:道なき道2

乗鞍新登山道整備2017:まだまだ先は長い

乗鞍新登山道整備2017:登山道の道標

乗鞍新登山道整備2017:登山道

僕は今回スタッフとして参加しているので、多くのカメラ機材を背負った状態で撮影スポットを見つけてはシャッターを切ったり、カメラを回したりすることが仕事だった。

以下、実際に僕が歩いている様子や撮影しているシーンを撮って頂いたので、載せておく。荷物を背負いつつ、足元の悪い中、カメラを片手に歩くのは、正直なところ、最初は結構怖かった。そのためにもやはりザックはしっかりと身体に密着するように装着し、何よりも自分の身が安全であることを最優先で考える必要が有ることを学んだ。
乗鞍新登山道整備2017:登山中

乗鞍新登山道整備2017:僕

乗鞍新登山道整備2017:写真を撮る僕

乗鞍新登山道整備2017:歩く僕

乗鞍新登山道整備2017:山々

乗鞍新登山道整備2017:危ない道

乗鞍新登山道整備2017:笑顔の僕

乗鞍新登山道整備2017:空気を満喫する僕

乗鞍新登山道整備2017:頂上とg.O.R.i

乗鞍新登山道整備2017:近くにいるg.O.R.i

ところで、登山道整備参加者は全員弁当が支給され、僕らもありがたくそのお弁当を頂くことができたのだが、これがとにかく美味しい。山の上で食べる弁当は最高だ。以前、雪山でカップ麺を食べてその美味しさに悶絶したのだが、夏の山で食べるお弁当も最高だ。
乗鞍新登山道整備2017:弁当が美味すぎる件

複数班に分かれて下山する登山道整備参加者

全部で6班に分かれ、登山道整備にあたった各メンバーだが、僕らは頂上付近を往復するので最後に出発し、下山する皆さんを見届けていた。もちろん、その様子は写真で収めたので、皆さんの勇姿を紹介する。

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

頂上に戻ってからバス停までの距離が遠すぎた件

下山したみなさんと比べれば大した距離を歩いていなかった僕らだが、大量の機材を背負い、慣れない環境で歩いたため、全身に疲労が溜まっていた。

僕は日頃のジムトレーニングの成果を思う存分発揮し、多少の疲れはあったもののまだまだ元気シャキシャキ。無事生還し、あとはバスに乗って宿に帰るだけ、と言うときに事件は起こった。

乗鞍新登山道整備2017:どや!

「バス停は歩いて数分だよ」という事前情報に対し、結果的に数分どころか40分近く歩く羽目になったことだ。近いと思っていた場所になかなか辿り着かない方が精神的に応える。

しばらく歩いてもなかなかバス停が見えない時の僕。
乗鞍新登山道整備2017:これからバス停に向けて歩く

とはいえ、先ほどの登山道に比べればアスファルトは圧倒的に歩きやすい。無事、バス停にたどり着き、出発3分前に無理やりソフトクリームを全員購入し、無事、宿に到着した。
乗鞍新登山道整備2017:バス停が遠すぎる

打ち上げのBBQでは山好き人間達の雨耐性に驚かされる

登山道整備参加者が全員楽しみにしていたであろう打ち上げのBBQでは、大量の食材が用意され、互いを労いつつ、誰しもが楽しそうにひたすら飲み食いしていた。
乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017

乗鞍新登山道整備2017:飲み物

途中で滝のような大雨に打たれ、東京であれば間違いなく即中断または撤収作業に入るであろうところを、参加者全員一切ビクともせず、何事も無かったのように楽しんでいた様子には、心底驚いた。

大雨の中、参加企業に用意していただいた商品を当てるじゃんけん大会を実施することになり、僕は突然の司会に抜擢。当初は大雨の中、盛り上がるかどうか不安だったが、参加者にとっては晴れていようと雨だろうと関係なかったようで、楽しい時間を過ごすことができた。参加して頂いた皆様、どうもありがとうございました!

また参加する機会があれば、自分のレベルアップは必須

乗鞍新登山道整備2017

ほぼ初めての本格的な登山を経験し、日本における名立たる登山関係者や登山メーカー・ブランド、登山ブロガーや山を愛する人達に囲まれて過ごした1日は、言うまでもなく充実していた。控えめに言って、最高だった。

来年、もし参加させてもらえるのであれば、そもそも登山に関する知識をもっと身に着けなければならない。また、来年もこの時期なのであれば下半身の筋力アップや余計な脂肪を減らすなど、体づくりにもまだまだ改善の余地がある。

そして、何よりもインターネットの世界で生きているからこそ、大自然を全身で感じながらリアルを満喫する時間も必要だと改めて思った。たまにはこういう時間も必要!

記事内に載せきれなかった写真も多数あるので、下記からどうぞご覧あれ!

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