ベルキン、Wi-Fi 6メッシュルーター「Velop AX MX5300」を3月6日発売へ
1つのノードで190平方メートルをカバー、同じ帯域幅を共有する最大250個のデバイスが接続可能
ベルキン株式会社は、次世代高速無線LAN規格 Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)対応の最新トライバンドメッシュWi-Fiルーター「Velop AX MX5300」を3月6日より発売する。2月20日、傘下ブランド「Linksys」の新製品発表会で明らかにした。
4コアCPU内蔵と、4x4x4トライバンドダイナミックバックホール仕様
「Velop AX MX5300」は、Wi-Fi 6とLinksysのメッシュWi-Fiテクノロジー「Intelligent Mesh」を組み合わせることで、途切れないストリーミングや接続の高速化を実現する。iPhone 11シリーズはWi-Fi 6に対応しているため、ルーターを「Velop AX MX5300」に乗り換えることで、より速く安定したWi-Fi環境が手に入る。
Qualcomm 2.2GHzクアッドコアのプロセッサーの内蔵と、4x4x4トライバンドダイナミックバックホール仕様により、1つのノードで190平方メートルをカバーする。同じ帯域幅を共有する、最大250個のデバイスが接続可能。
「Velop AX MX5300」はこれまでのデュアルバンド、トライバンド製品と比較して巨大だが、競合製品のようにアンテナが飛び出ていないため、たたずまいはスマートだ。
既存製品とも互換性がある。
デュアルバンド、トライバンド製品には2つしかなかった10/100/1000BASE-TギガビットEthernetポートが、「Velop AX MX5300」には4つ搭載されている。有線接続を必須とするIoTデバイスも増える中、この仕様はありがたい。
Wi-Fi 6の競合製品と比較した通信速度、カバー範囲
スペックだけ見ると「一般家庭には不要では」と思う人もいるかもしれない。製品説明会では、実際に戸建ての家で競合製品と比較を紹介していた。
まずは、ノードを1つ設置した状態で比較。5GHz帯で接続した場合、競合製品はルーターから離れた位置で通信できなくなっている。
2.4GHzに切り替えて接続した場合、先程通信できなかった競合製品は「Velop AX MX5300」以上の速度で通信できている。
アップロード速度は平均して「Velop AX MX5300」の方が速い。
次に「Velop AX MX5300」のメッシュルーターとしての機能を活かし、新しいノードを追加して再計測。
「Velop AX MX5300」の通信速度は飛躍的に向上。
「Velop AX MX5300」の通常価格は45,882円だが、5%オフクーポンおよび、クーポンコード「LINKSYS5300」の利用でさらに15%オフが適用され、期間限定で36,706円で購入可能。
先述した通りiPhone 11シリーズはすでにWi-Fi 6に対応している。今後発売されるMacもサポートする見通しだ。Wi-Fiルーターを探している人は、この機会に買い換えを検討してみてはどうだろうか。
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1個でもすごそうなのに…
それがメッシュとか最高じゃないですか
まぁAppleでも取り扱うのでしょう