あの「INFOBAR」がスマートリングに!指先で”こころとからだ”を整える伝説のデザインが復活
2003年のデザイン革命が、最先端ウェルネステックとして蘇る。12月1日からクラウドファンディング開始
あの「INFOBAR」がスマートリングになって帰ってきた。2003年に携帯電話のデザイン革命を起こした伝説のケータイが、今度は指先でこころとからだを整えるウェアラブルデバイスとして生まれ変わる。KDDIと沖縄セルラーが「au Design project」の象徴であるINFOBARとコラボレーションした「Smart Recovery Ring/INFOBARコラボモデル」のクラウドファンディングを、CAMPFIREにて12月1日18時から開始する。
買いたくても買えなかった憧れが、指先に
初代INFOBARが発売されたのは2003年。当時携帯電話を手にしていた30代後半から40代前半の人なら、あの衝撃を覚えているはずだ。「au Design project」の第1弾モデルとして登場したINFOBARは、機能や効率を超えた「美しさ」や「いとおしさ」といった情緒的な価値をモバイルデバイスにもたらした。
INFOBARと言えば、完全に憧れのガラケーだった。買いたくても買えなかったファッションガジェット。それがスマートリングとして復刻するのは、正直かなり熱い。
プロダクトデザイナーの深澤直人氏が手がけたそのデザインは、ニューヨーク近代美術館(MoMA)やロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館など、海外の複数の美術館に収蔵されている。ただのケータイではなく、「名作」として認められた製品だ。2023年には初代発売から20周年を記念し、10月31日が「INFOBARの日」として制定されている。
8カ月遅らせてでも追求したデザインクオリティ
今回のコラボモデルは、単なる懐かしグッズではない。INFOBARを象徴する「NISHIKIGOI」と「ICHIMATSU」の2つのカラーデザインをモチーフに、最先端のウェルネス技術を搭載した指輪型デバイスとして仕上げられている。NISHIKIGOIは歴代の全7モデルに採用された代表色だ。
デザイン監修を行ったKDDIの砂原哲氏によると、今年3月末の発表から8カ月も発売を遅らせたのは、INFOBARの名に恥じないCMF(色・素材・仕上げ)のクオリティを追求した結果だという。小さく丸いリングの表面に、あの特徴的な配色パターンを再現する作業は困難を極めた。最終的には、タイル目に塗料を均一に流し込む手作業に近い方法が採用されている。
個人的にはNISHIKIGOIがかなり良い
NISHIKIGOIモデルは、アルミ合金素材を採用。INFOBAR A03のアルミレッドを忠実に再現し、ブラスト加工による繊細なテクスチャとNISHIKIGOI模様の光沢感が、華やかで上質なコントラストを生み出している。一方、ICHIMATSUモデルはステンレス素材で、初代INFOBARの裏側のマットブラックを再現したベースカラーに、ICHIMATSU模様の光沢感がシックな対比を作り出す。
個人的には黒(ICHIMATSU)より赤(NISHIKIGOI)のほうが惹かれる。控えめに言って、この仕上がりは美しい。指輪としてのファッション性と、INFOBARファンの記憶を呼び起こすノスタルジーが見事に融合している。
着け心地も見た目も、めちゃくちゃ良い
実際に着けてみると、着け心地も良いし、見た目も”スマートリング感”がなくて、めちゃくちゃ良い。国内ブランド最軽量レベルの薄さ2.3mm、重さ約3gという数値以上に、日常生活で違和感を感じさせない仕上がりだ。
バッテリーは2時間の充電で最大約7日間の連続使用が可能。生活防水仕様のため、シャワーでも使用できる。サイズはUS6号からUS13号まで用意されている。
ただの指輪じゃない、リカバリーを可視化する
本製品の本質は、デザインだけではない。指につけるだけで「睡眠」「ストレス」「活動量」を計測し、専用アプリ「ウェリー(Welly)」で詳細なデータを確認できる。
最大の特徴はリカバリースコアだ。睡眠の時間や質、睡眠負債、心拍変動(HRV)、直近のストレスなど、様々なデータを総合的に分析し、毎朝の回復力を数値で可視化する。このスコアを見ることで、自分が十分に回復しているかどうかが一目瞭然となる仕組みだ。
「腕時計を着けて寝たくない」人にこそ
Apple Watchを着けていれば色々と管理できるが、「腕に何かをつけたままで寝るのは嫌だ」という人はいるはず。そういう人にとって、スマートリングはやっぱり良い。指輪なら就寝時も違和感なく着けていられる。
専用アプリ「ウェリー」には、パーソナルヘルスケアAIが搭載されている。ユーザーのデータに基づき、「何をすべきか」をアドバイスし、行動まで寄り添ってサポートするAIだ。
睡眠からストレスまで、AIが寄り添う
睡眠サポートでは、入眠をサポートし睡眠が検知されると自動で停止する「おやすみサウンド」や、浅い睡眠時に心地よく起こす「おはようサウンド」など、眠りの質を改善する具体的な機能が搭載されている。ストレス管理では、自律神経のバランスからストレス状態を可視化し、高ストレスを検知した場合に「心の癒やし処」や行動提案(深呼吸、外の空気など)を提供する。
活動量サポートでは、自宅で運動できる「スイカゲーム -エクササイズ版」などの機能も搭載され、運動不足の解消をサポートする。アプリは体組成計モデルの「スマートバスマット/INFOBAR NISHIKIGOI」との連携も可能で、リングとマットの組み合わせで健康状態を立体的に把握できる。
クラウドファンディングで先行予約開始
本商品は、愛好者の熱量を直接感じ、交流を図る目的から、購入型クラウドファンディング形式で先行予約販売される。募集期間は2025年12月1日18時から2026年1月31日23時59分まで(商品がなくなり次第終了)。
標準価格は35,750円(税込)だが、以下のような早割リターンが用意されている。
- 【超超早割価格】26,812円(25%OFF):限定100個
- 【超早割価格】32,175円(10%OFF):限定300個
特別なリターンとして、初代INFOBAR型Apple Watch Caseとオリジナルグッズのセットが48,042円(限定35セット)で用意されている。社内在庫残りわずかの貴重なアイテムだ。また、スマートバスマット/INFOBAR NISHIKIGOIとのセットも超早割価格44,440円(限定50セット)で提供される。
支援後は、まずリングサイザーが届く。最適なサイズ(US6号から13号)を確認した後、専用サイトでサイズとカラー(NISHIKIGOIまたはICHIMATSU)を選択して本商品を注文する流れだ。リターンお届け予定は2026年2月となっている。
指先に宿る、かつての愛機の記憶
このINFOBARコラボモデルは、最新ガジェットというだけでなく、「持つ喜びが日常を特別にしてくれる」ファッションとしての価値を宿した製品だ。かつてモバイルデザインの常識を変えたINFOBARが、今度はウェルネス分野で新たな一歩を踏み出す。
指輪が、かつての愛機のように、あなたの心身の変化を優しく見守るパートナーとなるだろう。30代後半から40代前半の「あの頃」を知る世代にとって、これは単なるウェアラブルデバイスではない。懐かしさと最先端が融合した、特別な存在となるはずだ。
もっと読む

Anker、赤ちゃん見守ります。ベビーモニターを新発売、専用モニターとスマホの”二刀流”

SwitchBot、「AI アートキャンバス」を新発売。3サイズ買ったら33万円超え……

SwitchBot、世界初のスマートキャンドルウォーマーを新発売

トイレで座ってても照明消えない。SwitchBotが「静止検知」対応の人感センサー発売

「あの時の自分を救いたい」9年かけて防犯ブザーを再発明、Yolniに込めた想い

これが「防犯ブザー」だなんて、誰も信じないだろう

「ScanSnapで学校のテストをスキャン→AIが分析→対策を考えてもらう」で子どもの学力爆上げ待ったなし?【PR】

「臭わない」は伊達じゃない!ユニクロUのドライEXクルーネックTシャツが1,990円で汗だく旅行を救ってくれた話

「メガネの掛け替えサヨナラ」──調光機能付き度入りサングラスが夏の最強装備になりそう

Anker、史上最小のパーソナルUVプリンターの一般販売開始!今なら10%オフ

BBQ肉焼き担当を救う!ミスト機能付きキャンプ扇風機が夏の屋外を快適にしてくれた

SwitchBot、Apple「探す」対応の防犯ブザーを発売!130dB大音量+位置追跡で子どもの安全を守る

SwitchBot、「木目調」スマートリモコンを発売!インテリアに溶け込む新デザイン

ジョニー・アイブ×OpenAIの謎デバイス、ウェアラブルではない

Anker、世界最小の3DテクスチャUVプリンター「EufyMake UV Printer E1」発表。家庭用で約33万円

Ankerの最新防犯カメラはレーダー検知や夜間フルカラー撮影に対応。4Gモデルも登場

Android版”AnkerAirTag”がついに登場!「検索ハブ」対応

Anker「Nebula X1」予約開始、3色レーザー搭載で映画館を超える迫力を自宅で実現

Ankerが初のカフェ事業参入!全席で急速充電可能な「Anker Store & Cafe 汐留」レポート



















>INFOBARと言えば、完全に憧れのガラケーだった。買いたくても買えなかったファッションガジェット。
この頃はまだ端末分離時代じゃなかったから、一括0円とかでもよく売ってたような。
定期的に亡霊のように蘇るINFOBAR
初期のiMacのデザインような感じですね