Pixel 8 Pro、超広角カメラが6,400万画素に改良?より広域の撮影に対応か
広角カメラは取り込める光量が35%増、超広角カメラはPixel 7aの広角カメラと同じセンサーを採用するとの噂
Googleの次期フラグシップスマートフォン「Pixel 8」および「Pixel 8 Pro」のカメラ仕様が流出した可能性がある。Android Authorityによると、広角カメラおよび超広角カメラなど各種センサーが進化し、ソフトウェアの機能も改良されるという。
以下に報じられている内容を項目別にまとめた。
広角カメラ:暗所性能が向上
広角カメラは、Pixel 7シリーズで採用されているセンサーが、Samsung ISOCELL GN1からSamsung ISOCELL GN2に進化。より大型のセンサーで、取り込める光の量は35%増えている。暗所撮影における性能が向上するはずだ。
超広角カメラ:Proモデルのみ進化
超広角カメラは、Pixel 8 Proのみ改良。1,200万画素だったSony IMX386センサーから6,400万画素のSony IMX787センサーに進化する。Pixel 7aの広角カメラに採用されているセンサーと同じもので、既存センサーに比べてサイズは約2倍。写真のクオリティの劇的な向上が期待できるだろう。画角も0.56倍から0.49倍になり、より広域を撮影できると見られる。
望遠レンズ:進化なし
望遠レンズは現行モデルと変わらず、Samsung 3J1センサーを採用した1,100万画素になる見通しだ。
ToFセンサー:進化し、AF性能が向上
オートフォーカス(AF)用に搭載されているToFセンサーは、STMicroelectronics VL53L1から8×8 ToF VL53L8センサーに改良される。iPhone 14 ProのようなLiDARセンサーほどの精度ではないが、新センサーの採用によりAF性能の信頼性が高まるはずだ。
温度センサー:ただの温度センサー
Pixel 8 Proには温度センサーの搭載が判明したが、サーマルカメラ機能は搭載されない。一般的には非接触で体温を計測する目的で使用されるセンサーだが、GoogleがPixel 8 Proにおける活用方法は不明だ。
マクロモード:廃止の恐れ
Pixel 7シリーズに搭載されていたマクロ撮影機能は現時点で無効化されている。Pixel 8シリーズ発売時までに復活せず、機能が廃止される可能性がある。
ソフトウェアの進化
新しいソフトウェア機能も判明している。撮影シーンなどによってLEDフラッシュの光量を自動的に調整する「Adaptive torch」、AIで写真内におけるホワイトバランスを自動的に調整する「Segmentation AWB」機能が準備されているという。
シネマティックモード向けに、ビデオ撮影時のボケ味を調整する機能も用意されているそうだ。
マクロ機能を進化させてもらいたい!!!