新型iPad Proはマット仕上げディスプレイのオプションあり?ベゼルも薄型化か
いわゆる「つや消し」ディスプレイを選択できるかも?Nano-textureガラス?
Appleは新型iPad Proにマット仕上げのディスプレイを選択できるオプションを用意する可能性がある。過去に正確な情報を提供した実績があるWeiboアカウントInstant Digitalが明らかにした。
光沢仕上がりとは別に用意されており、ヘイズ値は「29%±4%になる」と説明している。ヘイズ値とはアンチグレア処理のレベルを表すもので、光の拡散レベルを数値化したものだ。数値が高いほど光が反射しづらくなり「マットディスプレイ」に分類される。一般的なマット仕上げは25%程度と言われている。
Appleのマット仕上げ技術であるNano-textureガラスを採用するかは確認できていない。Nano-textureガラスは取り扱いが難しく、クリーニングに細心の注意を払うよう案内されていることから、タッチ操作を前提としたiPad Proで利用するには最適化する必要があるだろう。
マット仕上がりの新型iPad Proは、光沢モデルに比べて高価になる可能性が高い。マット仕上がりのNano-textureガラスを持つStudio Displayは、通常モデルに比べて47,000円高く設定されている。
Instant Digitalによると、新型iPad Proの11インチモデルはディスプレイ周りのベゼルが7.12mm、12.9インついモデルは7.08mmとなり、既存モデルと比べて10〜15%薄型化する。Bloombergの人気ジャーナリストMark Gurman氏も同様の見解をニュースレターで投稿していたことから、実現可能性は高そうだ。
Mockup of an 11-inch iPad Pro with 15% thinner bezels. https://t.co/jX1T18RXKc pic.twitter.com/n5M9IGOe7I
— Basic Apple Guy (@BasicAppleGuy) March 20, 2024