【レビュー】BelkinのUSB-Cチャージャー(45W/27W)はiPhoneの高速充電用として役立つ
「iPhone 8/8 Plus」および「iPhone X」は高速充電機能に対応している。高速充電を利用するためには出力の高い電源アダプタと「USB-C – Lightningケーブル」を組み合わせることによって実現できる。
選択肢の1つとして、Belkinから発売されているUSB-Cチャージャーを使うという手がある。45Wモデルと27Wモデルがあり、どちらもサンプルを提供して頂いたので、紹介する!
27Wモデルは通常のUSBポートも搭載していて便利
USB充電器において個人的に重要視しているのは折畳式プラグを搭載していること。自宅で使うにしても、プラグを折り畳めることによって不要な時に収納しやすい。
左が27Wモデル、右が45Wモデル。出力が少ない27Wモデルには通常のUSBポートが搭載され、最大出力は12W。USB-Cポートは最大15Wの出力となっている。
一方、USB-Cポートのみが搭載されている45Wモデルは最大45Wの出力に対応。MacBook Proをフルスピードで充電するには出力が不足するが、充電できないことはない。1.8mのUSB-Cケーブルが同梱されている。
僕の15インチ型MacBook Proに同梱されている「87W USB-C電源アダプタ」とサイズを比較すると、一回り小さいことが分かる。ちなみに27Wモデルと45Wモデルはサイズが同じだが、45Wモデルの方が重い。
モバイルバッテリーとUSB急速充電器が一体化した「Anker PowerCore Fusion 5000」とサイズを比較すると、ほぼ同程度の大きさであることが分かる。
買うなら29Wモデルがオススメ、45Wモデルは価格が高い
BelkinのUSB-Cチャージャーは「iPhone 8/8 Plus」や「iPhone X」を高速充電するためにも役立つが、MacBookやMacBook Proを充電することもできなくはない。ただ、Macを充電するために購入するのはあまりオススメできない。
45Wモデルを活用すればMacBookはフルスピードで充電可能だが、「29W USB‑C電源アダプタ」や「61W USB-C電源アダプタ」の方が単純に価格が安い。
よって、高速充電を利用でき、かつもう1台デバイスを充電できるUSBポートを搭載している27Wモデルの方がオススメ。価格も税別4,980円と「29W USB‑C電源アダプタ」よりはわずかに安い。
高速充電は限られた時間で可能な限りiPhoneを充電したい時に大いに役立つ。僕の場合、テザリングでiPhoneのバッテリーを消費してしまうことが多いため、帰宅して次の予定までの時間で高速充電を活用することは多い。
バタバタと移動することが多い人、充電回数が多い人、高速充電を活用してみたい人は購入を検討してみてもいいかもしれない。以下からどうぞ!