4.2インチ型「iPhone SE 2」が「WWDC 2018」で発表、という実現可能性が低い噂
「iPhone SE 2」に関する最新の噂によると、「A10」プロセッサを搭載し、RAMは2GB、ストレージ容量は32GBまたは128GBモデルが用意され、「Face ID」ではなく「Touch ID」を引き続き採用するとqq.comが報じている。
ここまではこれまで報じられてきた内容とそう変わらない。問題は、ディスプレイサイズが4.2インチになると報じられていることだ。
低コストだからこそ実現できる低価格
4.7インチモデルと5.5インチモデル、そして5.8インチモデルが登場した今のiPhoneのラインアップの中では「iPhone SE」は廉価モデルという位置づけだ。
ギリギリ最新の機能は利用できるものの、1世代ないし2世代昔のモデルが採用していたスペックを取り入れることによって製造コストや開発費用を抑え、10万円ラインをナチュラルに超えてくる最近のiPhoneと比べて大幅に安い価格帯で提供することができている。
4.2インチディスプレイは、完全に新しいディスプレイサイズだ。たかが0.2インチかと思うかもしれないが、既存の筐体に0.2インチを増やす余裕はなく、完全に筐体を作り変えることになり、必要以上にコストがかさむことになる。
以前は背面ガラスパネルを採用し、ワイヤレス充電に対応するという噂もあったが、KGI証券のMing-Chi Kuo氏はそもそも「iPhone SE 2」が発売される可能性が低いと伝えている。
出るとしたら見た目が「iPhone SE」と全く同じモデルだが、3月に新製品発表会が行われる気配もあまりない。果たして「iPhone SE 2」は本当に登場するのだろうか。
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