Appleのサプライヤー、ディスプレイに埋め込める赤外線近接センサーを発表
AMSは現地時間1月7日、有機ELディスプレイに埋め込んだ状態で動作する照度・赤外線近接センサーチップ「TCS3701」を発表した。画面に内蔵できる仕組みであることにより、Appleが採用すればiPhoneのノッチが小型化することが期待できる。
劇的な小型化は期待できないが、良い方向に向かっている
「TCS3701」チップはディスプレイのピクセルによる発光の影響を受けることなく、有機ELディスプレイを通過する環境光を正確にセンシングすることができるため、理論上はスマートフォンのディスプレイ対ボディ比率をさらに高めることができるという。
参考に、「iPhone X」のディスプレイ対ボディ比率は82%。
ノッチが小型化されることは歓迎ではあるが、ノッチに内蔵されているのは近接センサーだけではない。他にも赤外線カメラ、投光イルミネーター、マイク、スピーカー、内向きカメラ、ドットプロジェクタなどから構成されている。
このことからAMSの新しいセンサーを採用したとしても劇的に伸びることは期待できないものの、ノッチ小型化に向けて良い方向に向かっていることは確か。
ノッチの小型化はこれまでにも2019年のモデルで実現するとの噂もあり、「TCS3701」が採用されるかどうかは別として、画面比率が向上することを期待した。
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